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どんぐり倶楽部オンライン通信 【2016年5月号】

2016/05/08 (Sun) 10:51
☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆☆

   考える力・絶対学力を育てる
  =どんぐり倶楽部オンライン通信=
 どんぐり教育研究会発行 (カニ先生)
       2016/05/08号

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◆熊本県を震源とした大きな地震により、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。まだまだ安定した日々が戻っているとはとても言えず、気がかりな状況が続いています。

熊本県南阿蘇村では、東日本大震災などで子どもの心のケアをしてきた団体が、4月20日から子どもの心的外傷後ストレス障害(PTSD)の予防のために活動を始めました。

子どもたちは、地震の体験などをうまく言葉で表現できずに、ストレスを募らせることが多く、大人と一緒に絵を描くことで気持ちを整理させる手助けをしているそうです。

◆災害時の保護者の子どもへの接し方などについては、

「穏やかに子どもによりそい、不安そうな時はスキンシップで安心させる」
「子どもの話を聞き、質問や不安には理解できる言葉で説明する」
「普段できていたことができなくなったり、イライラや興奮が抑えられなかったりするが、叱らない」などがあります。(西日本新聞・5月5日)

日頃の子どもとの接し方にも、参考になるところがあると思います。

◆去る5月1日(日)あじびホール(福岡アジア美術館)で開催された、映画「駄作の中にだけ俺がいる」上映会とトークショーに参加する機会がありました。この映画は、天才美術家、会田誠さんの製作現場や、その人生に密着したドキュメンタリー映画です。

◆私自身は、とりたてて会田作品のファンというわけではないのですが、何年か前に読んだ会田誠さんのエッセイ「カリコリせんとや生まれけむ」(幻冬舎文庫)があまりにも面白かったので、興味を持って上映会に参加しました。

映画の中では、同じ美術家である夫人の岡田裕子さん、そして、学校という秩序を重んじる場には全くそぐわないお子さんの寅次郎君が登場し、私からみると会田誠さんの芸術が生まれるプロセスを追いかけながらも、

「ちょっと個性的で、学校教育にはあわないけれど、特定の分野に天才的な才能を持つお子さんと、それに寄り添う夫婦の子育てドキュメンタリー」でもあるように感じました。

◆2007年以降、「特殊学級」が、「特別支援学級」という名前にかわり、今までは「ちょっと変わった子」とされてきた児童が、普通学級からこの学級に受け入れられるようになってきたという現実があります。

◆このあたりのことを、「カリコリせんとや生まれけむ」(幻冬舎文庫)の中で、会田さんと岡田さんの夫妻が、学校の先生とのリアルな葛藤の中で悩みながらも、懸命に子どもに寄り添おうとしてきたプロセスを、臆することなく公開されています。

子育ての参考にされてみてください。

◆指導者養成講座(年長から6年生指導者まで)の受講生を募集しています。メールによるご質問や相談も常時受け付けていますので、いつでもご連絡くださいね。

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【今日のもくじ】

◇〔1〕『親として知っておきたいキャリアの話(その15)』

◇〔2〕「子どもが勉強好きになる子育てとは(その14)」

◇〔3〕どんぐり問題への取り組みをサポートする『学習の手引き』(年長さん~5年生)を販売中です。

◇〔4〕編集後記

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◇〔1〕『親として知っておきたいキャリアの話(その15)』

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先日、高校・大学の先輩で、勤務医をされている方(57才・男性)と、教育についてじっくりお話をする機会がありました。

先輩には、小学4年生のお嬢さんが一人いらっしゃるのですが、

「娘の中学受験のために、毎日1時間ずつ受験用の算数を教えている」
「国語や他の教科は、母親が担当している」

「地元の進学塾には行かせない。ほとんど授業料を搾取されるようなものだから」
「受験校は地元医大の附属中1校のみ。たぶん受からないけれど、その場合は公立中学」
などと、真剣な表情でお話をされていました。

「勉強だけでなく、情操教育もばっちり。うちの子はピアノとバレエと、習字を習っている」
と、やや自慢げにお話されていましたが、私は

「毎日習い事や家庭塾?で拘束されて、お子さんの自由時間はあるのですか?」
「お友達と、大人の監視のない自由な環境で遊ぶ時間はあるのですか?」
と、心の中で盛んに突っ込みを入れながら伺っていました。

■2020年には、大学入試改革の抜本的な改革が行われます。

全国をまわって“頭が良くなるノート術”を、学生さんやビジネスマンに伝授している研修講師の先生からは、

「受験塾の関係者などは、文部科学省のホームページに掲載されている情報を見て、こんな問題が出題されたら、うちの先生たちはもう誰も教えられない…」と、頭を抱えているというお話も伺いました。

■心理カウンセラーの資格をもち、教育ジャーナリストとして多数の本を執筆されている、おおたとしまさ先生は、現在議論されている大学入試改革の方向性を一言で言うと、

「既存の大学入試から、欧米型の大学入試に変える」ということであると分析されています。

欧米の大学入試は、「大学が欲しい人をとる」「大学教員が教えたい人をとる」姿勢が明確で、
付け焼き刃の受験勉強での追い上げでは太刀打ちできません。

必要なのは時間をかけて教育し、学ぶことであり、幼少期からの「学習履歴」が大学受験でものを言うようになる、そんな時代がやってこようとしています。(アエラ・16年2月1日号)

■「ゆとり教育」以上の大きな改革が、行われようとしている今この時。「そのお子さんの本当にやりたいことや、学びたいこと」「将来のビジョン」を明確にしないまま、親が「こうしたい」「これをさせたい」と様々な習い事や受験勉強をさせるのは、かえってお子さんの将来の可能性を小さくしてしまうのではないかと感じてしまいました。

参考にされてみてください。

※2020年の大学入試改革に関する問題の具体的な例としては、先月ご紹介した『2020年の大学入試問題』(石川一郎著・講談社現代新書)の巻末に、国語・数学・英語の問題などが掲載されています。
また「どんぐり倶楽部オンライン PC&モバイル」に紹介している記事からも具体的なイメージを知ることができますのでご覧ください。
http://donguriclub.jp/news_papa_mama/sindaigakunyuusi/

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◇〔2〕「子どもが勉強好きになる子育てとは(その14)」

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先日ある親御さんと、お電話でお話をする機会がありました。

「小学2年生のうちの子は、計算は得意なのですが、文章題ができません」
「国語の読解も苦手です。少し長い文章をみると、“わからなーい”と読むのを嫌がります。親として、とても心配です」
「どんぐり問題も少し取り組んでみましたが、難しいとすぐにあきらめてしまいます。言葉を頭の中でイメージできないようです。一体どうすればいいのでしょう」
実は同じようなご相談は、最近とても増えているように感じます。

■まず、このようなご相談を伺って、私が最初に感じることは、

「親御さんが“とても早口”で、次から次へと機関銃のようにお話をなさっている」
「大人同士ならいいけれど、日ごろお子さんと接する時にもこのスピードのままなのだろうか」ということです。

■また、いろいろとお話を伺っていると、

「子供がどんぐり問題を嫌がる」と悩まれているご家庭では、「もう小学2年生(または1年生)なので、どんぐり問題は“自分で読ませて、一人で解かせている”」というケースが多いことにも気が付きました。

■これまで頂いたご相談をふりかえってみると、どんぐり問題の取り組みは、

「頭の中で言葉をイメージするのが苦手なお子さんには、親御さんが1行ずつ、ゆっくり読んであげる」
「子どもが絵をかいている間は、先に進まずに、待ってあげる」
「1行ずつ絵をかいて、絵がかけたらじっとその絵を見て、答えを考える」
という、基本をしっかり守って取り組むことがとても大事であると思います。

反対に「親が忙しいから」と、一人で読ませて一人で解かせている場合は、思ったような良い結果が得られていないケースが多いようです。

■これまで多くのお子さんを見てきた経験からいうと、お子さんの「学力を伸ばす上で」大変重要なことは、「言葉を視覚イメージする習慣が身に付いているか、どうか」であると思います。

うちの子は「言葉を視覚イメージする習慣がない」と気が付いたら、親御さんはその時点から、どんぐり問題の取り組みだけでなく日常生活の中でも、

「その子がイメージできるよう、ゆっくり、丁寧に、子供と話す」ことを、十分意識されることを、おすすめしたいと思います。低学年のうちに、あれこれとドリルをさせるよりも、一番大事なことであると思います。

■これまでに20年間、中学受験の指導を行い、
「中学受験にどう向き合うか」
「算数ができる子の育て方」
などのテーマで、年間20~30回の講演を行い、3000人以上の母親と接してきた、理数系専門塾エルカミノ(首都圏において8教室を展開し、中学入試において御三家への驚異的な合格率を叩き出してることで知られています)代表の村上綾一先生は、その著書『中学受験で成功する子が10歳までに身につけていること』(株式会社KADOKAWA)の中で、次のようなことを言われています。

「低学年のうちに生き物に触れることで、観察力が養われます。発見があったり、違いに気付くと、子どもは自分の発見したことを聞いてほしくて話しかけてきます。なるほどーと、大げさに驚きながら、聞いてあげてください」

「観察して絵を描くことは、注意力・集中力・識別能力を育てます。そしてそれは、学力につながります」

「12~15歳までは、大人よりも目の記憶力に優れています。小さいうちは、映像や画像で覚えることができるのです。子どもは見ているだけで覚えられるのですから、漢字一覧や地図、年表などを、どんどん壁にはってください」

■村上先生のこの本の中には、「先取り学習は逆効果」であり、長時間のつめこみではなく、子どもの自主性、学習への意欲を引き出しながら、子供どもの学力をあげていく具体的な方法が豊富に紹介されています。

村上先生は、この本の中で「どんぐり問題」について、
「文章題が苦手と分かると、長い文章の問題を与えてトレーニングしようとしますが、それはいけません」

「おすすめは、『どんぐり倶楽部の教材』。低学年の子どもにも、文章題を興味深く学べるよう、考案されています。文章題を解きながら、知らず知らずのうちに、読解力も養成されていきます」と紹介されています。

どんぐり問題は「子どもに解かせる」ものではなく、親御さんが子どもをよく観察し、様々な気付きを得るために、とても役に立つものだと思います。

(次回に続く)

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◇〔3〕どんぐり問題への取り組みをサポートする『学習の手引き』(年長さん~5年生)を販売中です。

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5年生の問題になると、最小公倍数・最大公約数が登場し、問題も難しくなると同時に、ここあたりから算数が嫌いになるお子さんも増えてきます。この手引き(全問とも絵図・式・答が付いています)を参考にして親御さん自身がどんぐり問題に取り組み、「絵図で考える」とは何かを一度体験なさってみてください。

http://donguriclub.jp/shopping_cart/guidebook_index/

価格は4000円(税・送料等込み)です。

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◇〔4〕編集後記

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今日は母の日です。子育て中の親御さんは、何かと心労が絶えないと思いますが、出来るだけ全てのことにどんと構えて、おおらかでいることが、よい親子関係を築くコツであるような気がします。

※次号は6月6日(月)に配信予定です。

≪発行/編集≫━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

どんぐり教育研究会
URL: http://donguriclub.jp/?mailmag=20160508

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