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    どんぐり倶楽部オンライン通信 【2008年9月号】

どんぐり倶楽部オンライン通信 【2016年8月号】

2016/08/01 (Mon) 11:10
☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆☆
   考える力・絶対学力を育てる
  =どんぐり倶楽部オンライン通信=
 どんぐり教育研究会発行 (カニ先生)
       2016/08/01号
☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆☆
このメルマガは、どんぐりオンラインメンバーに登録された皆さまへ配信しています。
配信不要の方は、タイトルを「配信不要」に書き換えて、そのまま返信してください。次号から配信を停止します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆今年の夏は、気象庁や気象学者が警告を発するほどの猛暑。

夏バテしない身体をつくるには、ふだんから適度な運動をして、体力をつけることが大事だそうです。

…とはいえ、「少し長い距離を歩くと、膝が痛い」と思うようになってきた今日この頃、知人の整体師さんに相談すると、「歩き方・立ち方がおかしい」「膝に負担がかかっている」という指摘を受けました。

同時に、「5本の足の指が固まっており、立ち方にゆがみが出ている。体の軸がずれている。人間は5本の足指を開いて、しっかり大地をつかんで立つのが自然。お風呂あがりには足の指を開くストレッチをするように」という指導を受けました。

毎日長時間靴を履く人は、足の5本の指が自然と固まってしまうのだそうです。

膝の痛みがこれ以上深刻にならないように、「足の指を開くストレッチ」「正しい立ち方・歩き方」を今後は意識したいと思います。

◆去る7月6日(水曜日)に、福岡市内で開催された「ふくおか経営戦略セミナー2016」(主催:株式会社システムフォレスト)に参加する機会がありました。

その中で、日本を代表する投資家でありファンドマネージャーとして有名な、藤野英人さんのお話をうかがい、大変興味深く感じました。

藤野英人さんは1966年生まれ。国内外の運用会社で活躍し、特に中小型株および成長株の運用経験が長く、高い成績を挙げ続けています。

2003年に独立し、現在は「ひふみ投信」を運用。仲介会社を通さない直販スタイルで知られ、この運用実績から優秀なファンドマネージャーとして高い評価を受けています。

また、これまで6500人以上の社長に直接取材した経験をもとに、「投資家がお金よりも大切にしていること」(星海社新書)などの本を書かれており、お金の教科書としてベストセラーにもなっています。

◆当日は、「自分の母親は、デパートで日本一女性用の下着を売っていた人。食卓では、今日は何枚売れたという下着の話ばかりで、当時学生の私にはあまり聞きたくない話だったが、今思えば働きながら育ててくれた母に感謝している」

「日本はこれから、労働生産性をあげることが大事。そのためには、人材教育に投資をしないといけない」

「去年の夏頃から、デフレに戻りつつある。これから円高はもっと進む。景気はおいそれとは回復しない。消費者の生活防衛意識はより一層高まる。しかし、それでも“工夫して利益を出せる会社”が生き残る」

「年間120泊ホテルに泊まって日本中を歩いているが、地方の小さなエリアの中で携帯ショップ、コンビニ、レストランなど次々に事業をおこしている人たちがいる。この人たちは、仲間を大切にして工夫しながら仕事を作っている」

「自分は、20億円かけて箱モノ(=建物)をつくるような、地方創生の方向性には反対。仲間を大切にしながら、地元を守るために起業する人たちに期待している」など、具体的な企業名をいくつも挙げながら熱く語っていらっしゃいました。

「日本はこれからどうなってしまうのだろう…」といった悲観論が多い中で、自分の足で歩きながら思索を深め、“地方発の起業“という日本の新潮流に目をつけたのは、さすがだなーと思います。

◆知人の話では、「里山(さとやま)資本主義」を提唱して有名になった、株式会社日本総合研究所主席研究員の藻谷浩介さんも、毎日1日4万歩とか、ものすごい距離を歩くそうです。

やはり、マスコミの情報に踊らされず、正しい情報を得るには、自分の目で見て五感で感じて、一次情報(当事者から直接話を聞き、現場を見て直に得られた情報)にふれることが重要なのだと改めて思いました。

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【今日のもくじ】
◇〔1〕『親として知っておきたいキャリアの話(その18)』
◇〔2〕「子どもが勉強好きになる子育てとは(その17)」
◇〔3〕どんぐり問題への取り組みをサポートする『学習の手引き』(年長さん~5年生)を販売中です。
◇〔4〕編集後記

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◇〔1〕『親として知っておきたいキャリアの話(その18)』
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6月2日(木)と3日(金)に、「福岡教育大学附属福岡小学校・授業づくりセミナー2016・子供が輝く授業力アップのヒントが満載の2日間! なるほど!アクティブ・ラーニングのこたえがここにある!」に参加してきました。今回は、その続編です。

■6年生の「総合的な学習」では、「広げよう 世界遺産の魅力」というテーマで、「アクティブ・ラーニング」の手法に基づく授業が行われていました。

「アクティブ・ラーニング」は、最近では教育関連の記事では必ず取り上げられる旬のキーワードです。

かつての日本では、教師が求めることに従順に従い続ける能力がある人を求めました。

しかし、これからの社会は違うのです。

■上越教育大学教職大学院教授の西川純先生は、その書著「アクティブ・ラーニングによるキャリア教育入門」(東洋館出版社)の中で、次のように書かれています。

「アクティブ・ラーニングとは、新しい時代に生き残れる子どもを育て、日本が生き残るための教育です。しかし、そのことに気付いておらず、アクティブ・ラーニングを形骸化しようとしている教師がいます」

「県や市町村レベルで形骸化しようとしても、それを封じるために、文部科学省は学習指導要領や大学入試でしばっています」

「大事なことは、企業がどんな人を採るかです。これは教師が何を考え、何を決めても変わりません」

「企業は、日本の教育が自分たちの必要とする人材を育てられなければ、海外の人を採ります。そして、企業は成長するが、その富は自国民のものにならない国になります」

■2社を起業し、経営した実務経験の持ち主である大西純一特任教授を先頭に、独自のキャリア教育を行い大きな実績をあげている九州産業大学(福岡市)では、学生さんたちに次のようなことを指導しています。

「かつて日本では、終身雇用が当たり前であり、会社に入れば何とかなる、というのが常識でした。しかしそれは、もはや通用しません」

「仕事は与えられるものではなく、自分で作るものであり、企業に入っても、組織内での自営業者としての意識を持つことが大切です」
(九州産業大学情報誌“+K”(プラスケー)2015年10月16日号)

九州産業大学では、地元企業や自治体と学生が一体となって、110以上の多彩なプロジェクトを展開し、学生さんたちはそのプロセスにおいて、「チームワークに必要な協調性、対話力や交渉力、実行力や問題解決力」などを学ぶことができるのだそうです。

■私が興味深いと感じたのは、福岡教育大学附属福岡小学校の総合学習で行われていた先日の授業は、「世界遺産の魅力について、みんなで話し合おう」というテーマでしたが、

生徒さんたちの前向きな姿勢と、お互いにフォローしあいながら「グループ学習と発表」をすすめる姿勢が、非常に「対話」を重視していた点です。

■毎日メールやお電話で、親御さんたちからのご質問やご相談を伺っていますが、私たち、どんぐり教育研究会では、「親御さんからの一方的な指示・命令」の声かけではなく、「家庭内における親子の対話」をとても重視しています。

今回の附属小学校の授業の内容に対して、「なるほどなー」「今後は学校教育でも、対話が重視されるのか」と思われる方もおられるかもしれません。

しかし一方で、「対話って何?」「どんな話し方をすれば対話になるの?」「会話や雑談とどう違うの?」とそう思われる親御さんや先生も、きっとおられるのではないでしょうか。

(対話とは何か、何故それが人を育てる上で重要であるのかについては、企業研修の事例などもふくめて、次回のメルマガに取り上げてみたいと思います)

■これらの学習は、前回のメルマガでも触れましたが、福岡教育大学附属小学校では、あるノートスタイルに基づいて記録され、一人一人が「探求型学習」を継続的に深めていけるように工夫されています。

実は、子どもたちのノートを、ただの「記録」ではなく、「考えの見えるノート」「思考を深めるノート」へと変えていくように、という内容の指導が、文部科学省によって行われており、先進的な取り組みをしている学校では、既に始まっているのです。

文部科学省初等中等教育局・教科調査官の澤井陽介先生は、その著書「社会科授業づくりトレーニングブック」(明治図書)の中で、次のように書かれています。

「ノートは、学習のまとめやふりかえりを、しっかり書かせるようにしたい。子どもは、“がんばった”などと、簡単な言葉でまとめがちである。単文ではなく、“例えば”などの接続詞を使って、複数の文で表現できるようにすることが大切」

「子どもの予想や、疑問などの授業中のメモも、評価使用に加え、最後のまとめの表現を補って教師が読み取ることも大切である」

ノートの評価のついては、「ノートに対しては、ABCの判断が必要になるが、一つでも根拠を示してかけていればBなどと教師が考えておく」

私は、これはとても重要なことだと思います。

澤井先生の本に繰り返し書かれていたことは、

「自分の意見を言える子供」「ひとつひとつのテーマについて、自分なりの予想や仮説をたてられる子供」を育てなければ、日本は生き残れない、という方向性を、文部科学省が明確に打ち出している、ということなのです。

家庭においても、親御さんが一方的に、「○○しなさい」と意見をおしつけるのではなく、

「これについて、あなたはどう思う?」
「お母さんはこう思う。何故ならね…」
という話し方で、お子さんが自由に自分の考えを言える「場」を作るのが、今後はますます重要視されていくでしょう。

(次回に続く)

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◇〔2〕「子どもが勉強好きになる子育てとは(その17)」
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先日あるお母さまから、メールで次のようなご相談をいただきました。

「小学4年生のうちの子は、少し長い文章があると、“分からない”と言って読もうとしません」
「算数の文章題も苦手です。今からどんぐり問題をはじめて、間に合うでしょうか」

実は、このような内容のご相談は、以前から大変多いのです。

■以前、当会の指導者養成講座を受講されていたあるご家庭では、お子さんが4年生の時から、どんぐり問題の取り組みをスタートされました。

最初の3、4か月はお子さんがとにかく、「考える」ということを嫌がり、親子で格闘の日々だったそうです。

ほとんどが「わからん帳」行きだったのですが、次第に絵が描け、じっと絵をみて、答えも出せるようになってきたそうです。

その後は順調で、4年生から6年生になるまで、塾には行かずに、どんぐり問題と学校の勉強にだけ親子で取り組まれました。

そのご家庭では、今お子さんが中学生になられていますが、「学校の勉強が楽しい」と言われており、ゲームなどにハマることもなく、いきいきと毎日を元気に過ごされているそうです。

■たとえば、どんぐり問題に、次のような問題があります。

「うさぎさんのひとりごとを きいていたかみさまが うさぎさんのねがいを かなえてあげることにしました。そこで かみさまは うさぎさんに りょう手に もてるだけの おほしさまをあつめるようにいいました。うさぎさんは かた手に 16このおほしさまを もてるそうです。では、うさぎさんが あつめた おほしさまのかずは なんこだったでしょう」(年長13)

是非親御さんも一緒に、この問題を考えてみましょう。

「答えは何?」「めんどくさい」「わからない」と言うお子さんが多いかもしれませんが、最初は、1日1文だけ、お子さんが自由にお絵かきをすることをおすすめします。

「うさぎさんのお願いは何なのか・・・」正解はありません。自分のイメージでいいのです。

これまでの日本の教育には、「たった一つの正解に対する強いこだわり」があり、それが現代の「創造性」や「発想力」「新しいイノベーション」を要求される時代に合わなくなっているという指摘が多くの教育研究者からなされています。

既存の教育を受けてきた親御さん世代にとっても、「答えはおまけ」「自由に絵をかくことで考える力がつく」というどんぐり問題は、到底理解しがたいものかもしれません。

実は、人間の頭は、楽しく工夫しているとき、最も成長していきます。

どんぐり問題には、「イメージがふくらむ設定」「ストーリー性のある文章」「子供にも親しみやすい擬人化されたキャラクター」などの工夫がこらされています。
言葉がまわりくどく思えますが、1文ずつは短くイメージしやすくなっています。

それが「思考力養成」に効果的であり、お子さんがいくらドリルやプリントをこなしても身に付くことのない「本当の考える力」が付いてくるのです。

(次回に続く)

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◇〔3〕どんぐり問題への取り組みをサポートする『学習の手引き』(年長さん~5年生)を販売中です。
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◇〔4〕編集後記
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新記事を追加しました。

文章が読めないこどもたち
http://donguriclub.jp/mainichi_20160726/

パパ・ママのためのアクティブラーニング
http://donguriclub.jp/active_learning_in_school/

最近、「バムとケロのおかいもの」(島田ゆか・文渓堂)という絵本を見て、登場人物たちの表情が素晴らしく、いきいきと描かれていることに、あらためてビックリしました。

午前中におでかけして、夕焼けの時間帯にみんなで家に帰ってくるころには、完全にカエルさんの目が、眠たそうに「どよん」としているのがよく分かるので、思わず笑ってしまいました。絵本は、大人が読んでもその都度いろいろな発見があって楽しいですね。

※次号は9月4日(日)に配信予定です。

≪発行/編集≫━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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