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どんぐり倶楽部オンライン通信 【2017年1月号】

2017/01/08 (Sun) 12:56
☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆☆
     考える力・絶対学力を育てる
    =どんぐり倶楽部オンライン通信=
   どんぐり教育研究会発行 (カニ先生)
         2017/01/08号
☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆☆
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配信不要の方は、タイトルを「配信不要」に書き換えて、そのまま返信してください。次号から配信を停止します。
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◆新年あけまして、おめでとうございます。
旧年中は、読者の皆さまから、当会の活動に対するたくさんの励ましのお言葉をいただき、ありがとうございました。心より御礼申し上げます。
今年もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。

◆最近では核家族化が進み、育児を助けてくれる親戚も近くにいない、ご近所さんとのつながりも薄い…など、親御さんが子育てに孤軍奮闘なさっていることが珍しくありません。

子育てがつらい理由としては、次のような点を指摘できるかもしれません。

1. 育児に追われて自分の時間に自由がとれない
2. 情報が氾濫し、何が本当なのか迷う
3. パートナーの協力を期待できない

◆育児・教育ジャーナリストの、おおたとしまささんは、男性の育児・教育・子育て夫婦パートナーシップや、無駄に叱らないしつけ方などについて、積極的に執筆・講演活動を行っておられます。

首都圏では、パパが仕事を終えて帰宅するのが、毎日午前0時をまわることも珍しくなく、「この時間のなさで、どうやって夫が育児に参加するのか」と疑問に思われる方も多いことでしょう。

おおたとしまささんの書かれた「忙しいビジネスマンのための3分間育児」(ディスカバー携書)の中には、「たった3分でもできること」をテーマに、様々な育児・教育の力になる知恵がいくつも紹介されています。

◆この本の中で私が興味深いと思ったのは、
「適度に放っておかれるからこそ、“自分でできる子”に成長するのです」
「刺激や環境だけを与えて、子どもが自分で取り組む気持ちと能力を引き出すことが、本来の教育の意味です」という1文でした。

◆また、あまりに距離が近すぎる存在であるママは、子どもの悪いところばかりが気になって過干渉気味になることがあるが、パパが積極的に育児に参加することは、
「ママの気付かないわが子の一面に気付き」「立体的に子どもを見ることができるようになる」という指摘もありました。

子育ての参考にされてみてください。

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【今日のもくじ】
◇〔1〕『親として知っておきたいキャリアの話(その24)』
◇〔2〕「子どもが勉強好きになる子育てとは(その22)」
◇〔3〕どんぐり問題への取り組みをサポートする『学習の手引き』(年長さん~5年生)を販売中です。
◇〔4〕どんぐり倶楽部オンライン ありがとう!10周年キャンペーンのお知らせ

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◇〔1〕『親として知っておきたいキャリアの話(その24)』
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昨年、「ツキを呼ぶ魔法の言葉」で有名な五日市剛先生の講演会に参加する機会がありました。講演会の内容については前回のメルマガにかきましたが、その後私はあらためて、児童精神科医の佐々木正美先生が書かれた「あなたは人生に感謝ができますか?エリクソンの心理学に教えられた幸せな生き方の道すじ」(講談社)という本を読み返してみました。

■この本の中で紹介されている精神分析家エリク・H・エリクソンは、人間が乳児期から老年期まで、生涯をいきていく道すじを描き出し、「8つのライフサイクル・モデル」として確立した世界的な研究者です。(キャリアカウンセラーを目指す人であれば、もう耳にタコができるほどその名前と理論を聞かされます…)

1. 周囲の大人に愛されて、こころが生まれる乳児期
2. 愛されながら、自信をはぐくむ幼児期
3. 遊びの中で、挫折と成長を経験する児童期
4. 授業時間よりも、休み時間に多くを学ぶ学童期
5. 仲間を鏡にして、自分を見出す思春期・青年期

それぞれの時期に、「乗り越えなければならないテーマ」があり、それをおろそかにしていると、いずれ本当の危機が訪れる。

「それぞれのテーマには順番があり、前倒しはできない」というのが、エリクソンの理論の核心的なところであり、佐々木正美先生をはじめとする児童精神科医や多くのカウンセラーが「家族の悩み」を理解しようとするときに、この理論を参考にしています。

たとえば、人生における幼児期のテーマは、「自律性を身につけること」であり、「大人が待ってあげるから、自律性が育つ」というようなことも、この本の中には書かれています。

さらに、「児童期に思う存分遊べなかった子が、ニートになりやすい」というショッキングな指摘もあります。

学童期には、「勤勉性」の基礎づくりが一番大事なテーマであるが、勤勉性は「人間関係によって育つもの」であり、「友達とよく遊んだ子は、将来よく働く」ようになる傾向があるそうです。

■誰もが「わが子には、幸せに人生を生き抜ける子に育ってほしい」と願っています。

それゆえわが子にはいろいろな習い事をさせたり、「遊んでばかりいないで、学校の成績があがるドリルをしなさい」と怒ったりするのですが、この本をお読みになってみると今までと考えが変わってくるかもしれません。子育て中の親御さんならば、「目からウロコ」の気づきが得られると感じました。
(次回に続く)

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◇〔2〕「子どもが勉強好きになる子育てとは(その22)」
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先日あるお母さまから、次のようなメールでのご相談をいただきました。

「5歳になったうちの子と、年長さんの問題に、取り組み始めました。どんぐりには算数だけではなく、国語の問題はないのですか?」
「一週間に2回、どんぐりの取り組みをする以外にどんなことをすればよいのでしょうか」

■このようなご相談は、以前からとても多いのです。

私が以前いた早期教育の現場では、幼児でも「毎日5枚ぐらいのプリント(国語と算数)をしてください」というような指導が行われており、毎週講師が30枚(一週間分をまとめて)程度のプリントに花丸を描くことも仕事の一つでした。

■私が子供のころは、こんなにプリントをしている子は誰もいなかったのですが、最近はわりと「このくらいの量のプリントが当たり前」になっており、それに比べるとどんぐりの取り組みは、「いかにも少ない」と思われる親御さんもおられるかと思います。

■このような最近の「幼児を取りまく環境の変化」に対して、言語論、教育論など幅広い分野で研究を続けているお茶の水女子大学名誉教授の外山滋比古先生は、その著書「幼児教育でいちばん大切なこと 聞く力を育てる」(筑摩書房)の中で、次のように警鐘を鳴らされています。

「近代教育はせいぜい200年くらいしかさかのぼれないが、ことばを文字にしたうえでの読み書きが人間の言語能力の基本になると考えた。これがそもそも誤りである」

「まず、耳で聞いて話す。それから書いて読む。これが順序である」

「いわゆる勉強ができない子は、たいてい注意散漫でものごとに集中できない」

「学校に行くようになって、先生の話をちゃんと聞くことができるようになることが第一である」

■たとえば、どんぐり問題に次のような問題があります。

「しげっちが おともだちの なふだっちと あそんでいます。ふたりとも どんぐりあつめをしています。しげっちは 右手に 3この どんぐり、左手に 4この どんぐり、なふだっちは 右手に 1この どんぐり、左手に 8このどんぐりを もっています。では、しげっちとなふだっちが りょう手に もっている どんぐりぜんぶを くらべると、どっちが なんこ すくなく もっているでしょうか。」
(年長さん16)(答:しげっちが 2こ すくなくもっている)

一緒に取り組んでみると、「親が思うほど、うちの子は言葉を知らないな」「言葉を丁寧に、注意深く聞き取る力が育っていないな」ということに、多くの親御さんが気づかれるかもしれません。

たとえば、「あつめる」というのはどういう動作なのか。
「どんぐりぜんぶ」というのが、正確にイメージできるのか。
「どっちが なんこ すくなく」の意味を、正確に理解できるのか。

絵に描こうとするわが子の様子を観察することで、いろいろなことがわかってくると思います。

■もしも、お子様が「どんぐりぜんぶ」という言葉をイメージできていないようであれば、日常生活の中で遊びやお手伝いを通して、積極的にその言葉を使い、何度も繰り返しお子様の耳から入る機会をもつようにします。

たとえば、「床の上にある汚れたタオルを、全部洗濯機の中にいれてね」など、親御さんが言葉かけを工夫します。いくらでも使う機会はあると思います。

「どっちが なんこ すくなく」も同じです。

■アメリカの子育て雑誌の編集者であるトレーシー・カチローさんの書かれた「いまの科学で絶対にいいと断言できる最高の子育てベスト55」(ダイヤモンド社)の中には、次のようなことが推奨されています。

「子どもと一緒に家事をすると、はるかに多くの時間がかかります。でも親の用事にかかわらせることで、たくさん教えて、たくさん話しかけることができます」

「キッチンに、子ども用の椅子を用意。見学タワーから料理の様子を見せ、包装紙を捨てさせたり、材料を鍋に入れたり、混ぜたりを手伝わせたりもできます」

「子どもに言葉をあびせるほど、子どもは賢くなります」

■しかし、子どもに言葉をあびせる、といっても、「相手は幼児だし、何をどう話せばいいのかわからない」「どんな言葉を使えばいいのかわからない」そんな風に感じている方もいらっしゃるかもしれません。

身近に相談できる人もいないし、ネットの情報も玉石混淆であり、多くの親御さんが「子どもとどう接すればいいのかわからない…」そんな悩みを持つ時代です。

どんぐり問題は、(特に年長さん問題は)親御さんにとって、「幼児期の子どもにたくさん聞かせておきたい」「重要な言葉を確認できる」そんな「言葉の教科書」でもあるのです。
(次回に続く)

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◇〔3〕どんぐり問題への取り組みをサポートする『学習の手引き』(年長さん~5年生)を販売中です。
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◇〔4〕編集後記
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当会は、この2017年1月1日に設立10周年を迎えました。皆様の応援に感謝申し上げ、「ありがとう!10周年感謝のプレゼントキャンペーン」を実施しています。今回は、2つのプレゼントをご用意させていただきました。

1.「どんぐり教育研究会制作・糸山泰造DVD講義全51話」より、特に重要な5話を抜粋し、加工したCD(合計22分・資料付き)
2.「社会福祉法人福岡市手をつなぐ育成会 オリジナル2017年カレンダー」

詳しくは、こちらからどうぞ。
http://donguriclub.jp/10th_anniversary/

※次号は2月1日(水)に配信予定です。

≪発行/編集≫━━━━━━━━━━━━━━━━━━
どんぐり教育研究会
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