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どんぐり倶楽部オンライン通信 【2017年2月号】

2017/02/05 (Sun) 10:42
☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆☆
     考える力・絶対学力を育てる
    =どんぐり倶楽部オンライン通信=
   どんぐり教育研究会発行 (カニ先生)
         2017/02/05号
☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆☆
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配信不要の方は、タイトルを「配信不要」に書き換えて、そのまま返信してください。次号から配信を停止します。
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◆2月のイベントといえば、何といってもバレンタインデー。
私は今年こそチョコレートを手作りしてみようと、雑誌で情報を集めたりしています。

春が来るのももうすぐですね。このまま風邪をひかずに、寒い冬を乗り切りたいものです。
皆さまも、体調管理には十分お気をつけください。

◆最近、知人の美容師さん(女性)から次のような話を伺いました。

「親元を離れて長年福岡市内で働いているが、親や身内から“早く戻ってきて、地元で店を出せ”と会うたびに言われる」

「地元(小さな地方都市)で店を出しても経営が難しいことはわかっている。たまにしか会わないのに、勝手なことばかり言う親戚にホトホト困っている」

◆僧侶で作家の小池龍之介さんは、「このようなケースはとても多い」として、新聞の紙面で次のようなことをかかれています。

「私たち人間には、身近な人の気に入らない部分に働きかけ、思い通りにしたいという欲があるのです」

「支配欲にかられ、押し付けると、相手は必ず反発するか不満を感じますので、支配なんてうまくいきっこないのが定め」
「失敗に怒りを感じて互いに苦しむのですから、大変不毛なことと申せましょう」
(毎日新聞・2016年11月13日)

◆この記事を読み、私自身も「怒りは家族や身内に対して特に強く出ることがある」という部分にとても納得し、「やっぱり仏教の知恵はすごい」「学ぶべきところが多い」と改めて感じました。

子どもとほとんどの時間を共有し、あまりに距離が近すぎる存在であるママは、子どもの悪いところばかりが気になって過干渉気味になることがあると思います。

コーチングやカウンセリングの現場では、「視点を変えてみましょう」「客観的にみてみましょう」という提案を時々使いますが、

「たとえば、この子がうちの子じゃなく“よその子”だったら」と考えてみると、日ごろは気付かないわが子の一面に気付くことができるかも知れません。

「わが子であっても、別の人格」「子どもだからといって、自分の思うようにはならない」そう日々意識することは、忙しい毎日のなかでとても重要であると感じます。

「あわてず、さわがず、穏やかに接すること」

大変難しいことですが、そのためには、「子どもを思い通りに動かしたいと思っている」親自身の支配欲があるのではないかと考えてみると、新たな一歩がふみだせるかもしれません。

子育ての参考にされてみてください。

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【今日のもくじ】
◇〔1〕『親として知っておきたいキャリアの話(その26)』
◇〔2〕「子どもが勉強好きになる子育てとは(その23)」
◇〔3〕どんぐり問題への取り組みをサポートする『学習の手引き』(年長さん~5年生)を販売中です。
◇〔4〕どんぐり倶楽部オンライン ありがとう!10周年キャンペーンのお知らせ

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◇〔1〕『親として知っておきたいキャリアの話(その26)
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漫画家のわたなべぽんさんの書かれた「やめてみた」(幻冬舎)という本を読んでみました。

ぽんさんが、「これまで当たり前のように使ってきた道具や、つい囚われてしまう考え方の癖、それらをやめてみたら暮らしや心はどう変わるのか」という気持ちで様々なものを「やめてみた」経験談が、多くの人の共感を呼んでいます。

■この本の中で、「テレビについて」次のような興味深い内容のことが書かれています。

子ども連れの友人がぽんさんの家に遊びにきて、「テレビは見る時間を制限している」というのです。

子どもの頃からテレビっ子のぽんさんはとても驚くのですが、その理由として、
1. 子どもはテレビを見せるととにかく夢中になって、ご飯を食べるのもうわの空
2. 親のいうことも聞かなくなる
3. 日中じっとしているので疲れないからか、夜更かしになってしまう
と友人が話すのをきき、とても納得したのでした。

■「これは大人も同じではないか…」そう思ったぽんさん。「テレビつけっぱなし」をやめてみたところ、最初は大いに違和感があったそうです。しかし違和感があったのは、最初の数日間だけでした。

そのうちに「自分の好きな音楽をかけたり、昔読んでいた本を読み返すなどの」くつろぎの時間が増え、「夫婦で今日の出来事を話すなど会話も増え、楽しくなってきた」というような内容のことが書かれています。

最近、教育現場で多くの関係者が実感していることの一つに、「人の話をしっかり聞けない」お子さんが増えていることがあります。

「聞く力」を育てることは、
1. 周囲に気を散らさず、物事に集中する力を育てること
2. 相手の言葉に耳を傾けながら、場面を思い描き、状況を想像する力をはぐくむこと
3. 相手の立場になって、相手を理解しようとする思いやりの心を育てること

であり、子どもが幸せに人生を生き抜くための基本であるように思います。

私の身近にもいるのですが、「人の話をしっかり聞く習慣がない」大人は、何をするにも自己中心的で、物の見方が一方的なように感じることが多いです。

幼児・児童期に「聞く力」をつけているお子さんは、学力が伸びるだけではなく、社会人になって多様な立場の人とコミュニケーションをとり、人間関係を築くこともうまくできるようになってくる、という指摘もあります。(PHPのびのび子育て 2016年5月号)

ぜひ、目の前にいるお子さんが「人の話をしっかり聞ける子」に育っているか、気をつけてみてあげることを、強くおすすめしたいと思います。
(次回に続く)

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◇〔2〕「子どもが勉強好きになる子育てとは(その23)
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先日あるお母さまから、次のようなメールでのご相談をいただきました。

「うちの子は、カタツムリが葉っぱを集める問題で、カタツムリを4匹、葉っぱを8枚固めてかきました」
「問題の意味を理解していることは分かるのですが、カタツムリ1匹につき葉っぱを2枚ずつ描けばいいのに、そのほうが見やすい!と親としては思ってしまいます」
「こういうアドバイスはしたほうがいいのでしょうか」

■実は、このようなご相談は、以前からとても多いのです。

どんぐり問題に取り組む上で、親御さんが悩まれることの一つに、
「どこまでアドバイスをすればいいのかわからない」
「どういう視点で子どもの絵をみればよいのかわからない」ということが、挙げられると思います。

■たとえば、このように「カタツムリ4匹と葉っぱ8枚が、離して別々に描いてあり、わかりにくい」場合には、お子さんの葉っぱの絵に、

「1~8まで数字を書き込む」「葉っぱを2枚ずつ〇でかこんで、カタツムリ1匹ずつと対応するよう、線をひいてあげる」といった簡単な添削をしてあげます。

■どんぐり問題の指導やアドバイスは、「子どもの絵に添削をすることで、子ども自身が目から気づきを得、子ども自身が添削の意味を理解するよう促していく」方法が、一番力がつき、無理がありません。

数字をかきこむ、問題のキーとなる重要な絵図をまるで囲んだり、線でつないで「絵の中に答えが見えてくる」というのが、子ども自身の感覚として身につくようにサポートしてあげるのはとても重要なことです。

カタツムリではなくは、〇しか描かないお子さんには、「カタツムリはカタツムリに見えるように描いてみようね」というアドバイスをしましょう。

■どんぐり問題には、カタツムリ、カエル、ダンゴムシなどの生物や、植物がたくさん登場しますが、これらの絵を「それらしく見えるように」日常的に描くことは、注意力、集中力、物事の識別能力、見えないものを想像する力を育てます。

「すべての教科で使える!勉強のできる子は図で考える」(栄光ゼミナール前数学科責任者・福嶋淳史・大和出版)には、「図を意識すること」「絵を描くこと」には、子どもたちの学力があがるだけではなく、生活上の子どもたちの視点が鋭くなるとして次のようなことがかかれています。

1. 分類する力を高め、物事の相互関係の理解を深める
2. 量的関係の理解を深める
3. 時間的関係の理解を深める

たとえば上記の2.について、日頃から絵を描くことで、物の形やサイズに敏感であることは、将来、「箱や袋にものをつめるとき、無駄なスペースがでないようにつめられるか」
「家具やちょっとした日曜雑貨を買う際に、最も適したものを選べるか」といった日常生活や仕事にも関係してくるそうです。

また上記の3.については、子どもの頃から「時間の流れ」を意識することで、時間の経緯にともなう変化に敏感になり、その変化について実証的に考える癖がつき「科学的な視点」がみにつくといいます。

実はこれらの力は、高学年以降に後伸びするための、「学力の基礎」につながります。

(最近の全国の公立中高一貫校の適正検査では、このような時間の流れに伴う理科の観察や、市町村の人口の変動といったグラフの読み取りに関する問題が、よく出題されています。ご興味のある方は調べてみてください)

■たとえば、どんぐり問題に次のような問題があります。

「きんぎょさんは 1日に 4このゆめを 見ることができるそうです。ありさんは 1日に 3このゆめしか 見ることができません。では、1しゅうかんでは どちらが なんこおおく ゆめを 見るでしょう」(年長さん18:きんぎょが7こおおい)

一緒に取り組んでみると、「親が思うほど、うちの子は言葉を知らないな…」「言葉を丁寧に、注意深く聞き取る力が育っていないな…」ということに、多くの親御さんが気づかれるかもしれません。

また、就学前に九九や暗記用CDのかけ流しや、幼児用教材プリントを1日何枚もさせているご家庭では、「こんなのできない」「解き方がわからない」とお子さんが、どんぐり問題に抵抗を示したり、イライラしたりするのを見て、親御さんがショックを受ける場合もあります。

絵に描こうとするわが子の様子を観察することで、いろいろなことがわかってくると思います。
(次回に続く)

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◇〔3〕どんぐり問題への取り組みをサポートする『学習の手引き』(年長さん~5年生)を販売中です。
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◇〔4〕編集後記
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当会は、この2017年1月1日に設立10周年を迎えました。皆様の応援に感謝申し上げ、「ありがとう!10周年感謝のプレゼントキャンペーン」を実施しています。今回は、2つのプレゼントをご用意させていただきました。

1.「どんぐり教育研究会制作・糸山泰造DVD講義全51話」より、特に重要な5話を抜粋し、加工したCD(合計22分・資料付き)
2.「社会福祉法人福岡市手をつなぐ育成会さま かわいい絵柄のクリアファイル&オリジナル2017年カレンダー(卓上スタンド付き)」

詳しくは、こちらからどうぞ。
http://donguriclub.jp/10th_anniversary/

※次号は3月5日(日曜日)に配信予定です。

≪発行/編集≫━━━━━━━━━━━━━━━━━━
どんぐり教育研究会
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