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    どんぐり倶楽部オンライン通信 【2008年9月号】

どんぐり倶楽部オンライン通信 【2017年4月号】

2017/04/02 (Sun) 10:03
☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆☆
     考える力・絶対学力を育てる
    =どんぐり倶楽部オンライン通信=
   どんぐり教育研究会発行 (カニ先生)
         2017/04/02号
☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆☆
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配信不要の方は、タイトルを「配信不要」に書き換えて、そのまま返信してください。次号から配信を停止します。
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◆4月は新学期のはじまり。同時に新しい人間関係がはじまる月でもあります。新しい先生、新しいお友達。不安と緊張で、胸がドキドキする時期ですね。

◆久しぶりに近所の本屋さんで本を選んでいると、4才ぐらいの男の子がアンパンマンの本を手に持ちながらお店の人とお話をしていました。

「アンパンマン好きなの?」とお店の人が質問すると、「アンパンマン、抱っこしてもらったの」と嬉しそうに男の子が答えます。

「???」という顔でお店の人が困った表情をされていたので、私が、

「アンパンマンミュージアムに行ったんだよね~」と助け船を出しました。(福岡市内にあるお子さんたちにとても人気の施設です)

男の子は、「そうそう!」とうなずくと嬉しそうな表情になりました。目がキラキラしはじめて、もっとアンパンマンについてお話ししたそうに見えたので、「何に乗って行ったの?」と質問してみました。

すると、「電車じゃない。タクシーじゃない。うーん…」と何やら考え込んでいます。

「バスで行ったの?」と私がちょっと言葉をそえると、「うん。バスに乗って行ったの」「パパと行ったの」「2回行ったの」と、どんどんお話が続くようになりました。

◆自分で考えながらお話をしているしっかりしたお子さんだなと思い、今度はその子のお母さまを観察してみることにしました。

すると、お母さまご自身がお子さんと接するときに、
1.ゆっくり・ていねいに・穏やかな表情でお子さんに話している。
2.「その本で いいの?」「買ったら 大事にする?」などと、よく聞き取れる発声でお子さんに話している。
3.「ありがとうございます」「良かったね」など、お店の人にもお子さんにもポジティブな言葉を選んで使っている。
ということが分かりました。

◆どんぐり倶楽部では、2才から5才までの子育てにおいて一番大事なことは、親御さんが、

1.ゆっくり・ていねいに話してあげる。
2.毎日外につれだして、様々な体験をさせてあげる。お子さんの体験に言葉をそえる。(自然の中での遊び、お散歩の時など)
ことであると考えています。

お子さんの早期教育が過熱気味で、乳幼児から早期教育のビデオやCDを聞かせる親御さんも増えているように思います。

最近では、生まれてからの“3年間が非常に大事”であり、“全てのことは3才までに決まってしまう”と強調する幼児向けの教材がそれこそ山のようにあります。

◆発達心理学が専門で、お茶の水女子大学名誉教授の内田信子先生は、このような最近の風潮に次のように警告を発しておられます。

「アメリカでの調査では乳児期、早期教育の教材ビデオを、1日1時間以上見せられていた子どもたちは“認知や言語の発達が遅れている”ことがわかりました」

「起きている時間の大半で、音と光の強烈な刺激をあびている状態になり、脳にオーバーフローをおこしてしまうのです」(2016年1月5日 朝日新聞)

◆脳研究の権威である日立製作所役員処遇フェローの小泉英明先生は、次のように指摘されています。

「乳幼児は聴覚、視覚、触覚、味覚、嗅覚などの五感の神経回路を作っており、とにかく忙しい。たとえば英語などにこだわりすぎると、本来優先すべき発達が犠牲になりかねない」(週刊ダイヤモンド 2017年1月21日号)

子育ての参考にされてみてください。

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【今日のもくじ】
◇〔1〕「親として知っておきたいキャリアの話(その28)」
◇〔2〕子どもが勉強好きになる子育てとは(その26)」
◇〔3〕どんぐり問題への取り組みをサポートする『学習の手引き』(年長さん~5年生)を販売中です。
◇〔4〕どんぐり倶楽部オンライン ありがとう!10周年キャンペーンのお知らせ

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◇〔1〕「親として知っておきたいキャリアの話(その28)
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大学生の就職に関するコラムを毎月、新聞に連載されている大学の先生が、こんなことを書かれているのを見つけました。

「現代は、非常事態が日常化している。先行きがなかなか見通せない不測の時代、学生たちの職業選びは“賭け”にも似た印象を受ける」
「悲観論ではなく、これからの時代は少なくとも、“賭け”に負けない生存戦略が必要なようだ」

「それは情報に敏感な感覚であり、決断力であり、冷静さであり、時には妥協であるかもしれない」(2017年3月12日 西日本新聞 九大本誌寄付講座教授・田端良成)

■地域エコノミストとして全国的に活躍されている藻谷浩介さんは、ご自分の大学生と高校生の2人の息子さんには、塾も習い事もさせず、受験もどこを選んでもいいが、
1.結婚はしたほうがいい 
2.主夫でもいいが、夫婦の稼ぎで自活せよ 
のこの2点のみを求めているそうです。

■藻谷さんが多くの人生を目撃して痛感したのは、生きる上で必要なのは家族も含む周囲と協働(コラボレート)できる力であるということ。

どこの会社でもどこの組織でも同じだが、現実の人間の集団は学校にたとえると「崩壊した学級」のようなものだと、藻谷さんは感じているそうです。

その「崩壊した学級」で苦闘した経験こそが人間を育て、成長した後に「周囲と協働」できる力を養うことになる。

たとえば、藻谷さん自身は、暗記中心の日本式勉強がたまたま得意で、地方の公立高校から東大に進んだが、地方の公立小・中学でいじめにあいながらも何とか同級生と協働した経験が、生きていく自信につながっているそうです。(週刊東洋経済 2017年2月11日号)

■これからの時代、「受験競争に勝てばよい人生が歩める」というのは幻想で、受験に過剰にはまり、期待しすぎると、社会に出たときに雑多な価値観をもつ人たちと協働できない、使えない人間に育つ危険がある、という指摘は、大いに参考にすべきではないかと思います。

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◇〔2〕「子どもが勉強好きになる子育てとは(その26)
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先日、あるお母さまと電話でお話をする機会がありました。

「新2年生のうちの子は、絵が好きなので、楽しんでどんぐり問題に取り組んでいます」
「どんぐりの方法はうちの子にはあっていると思います。ただ公立中高一貫校を受けようと思っているのですが、適正検査に出題されるような長文の読解は、絵をかきながら考えていると間に合わないのではないでしょうか」

実は、このようなご相談は、以前からとても多いのです。

■どんぐり倶楽部では、幼児・児童期に「明確な視覚イメージをもって考える習慣をつけることが、小学高学年、中学、高校とあと伸びする脳をつくるカギになる」と考えています。

■小学校低学年のどんぐり問題は、「言葉を視覚イメージに再現する練習」であり、最初は絵をかくのに、とても時間がかかるかもしれません。

しかし、これまで多くの親御さんからいただいたご報告によると、続けていくうちに、「少しずつイメージするのに慣れ」「言葉を視覚イメージ化するために要する時間も、早くなってくる」という効果が得られるようです。

どんぐり問題では「一度で聞き取る」「一度で読み取る」という覚悟を育てますので、高学年になるころには、長い文章も、「一度で読み取る」「一読必勝」の力が育ってくるのです。

■もう一つ、重要なポイントがあります。
それは、どんぐり倶楽部の学習法は、「具象思考から抽象思考へと飛躍する」「10才の壁」を自然に乗り越えていけるよう、注意深く工夫されている学習法である、ということです。

小学校6年間の学習内容を見ているとわかりますが、小学校4年生以降は学習項目が急増し、教科書に使われている言葉も格段に難しくなります。小学4年生からは、学校の勉強でも「抽象的な事柄の理解」を求められるようになるのです。

■たとえば、小学4年生の国語の教科書(光村図書)には、「プラタナスの木」(椎名誠)という作品が掲載されていますが、そこで使われている言葉は、

「議論が白熱する」「異変が起こる」「それは当然のこと」など、成熟した大人が使うような言葉がたくさん使われていると考えてよいと思います。

これまで多くのお子様の家庭教師をした経験からいうと、「抽象的な言葉が理解できず」「この時期から一気に学校の勉強が分からなくなるお子様がとても多い」と感じます。

■では、どうすれば良いのでしょうか。

どんぐり倶楽部では、「漢字の読みは学年に関係なく、どんどん進める」「9才以降は、抽象的な事柄を理解させるような、お子さんとの対話を大事にする」ことをおすすめしております。

しかし、「抽象的な事柄を理解させるように話してあげる」といっても、具体的にはどうすればよいのか、多くの親御さんが頭をひねってしまうかもしれません。

■中学受験で国語が苦手だった子の成績を伸ばし、カリスマ的な人気をほこる福嶋隆史先生(ふくしま国語塾主催)は、日々のお子さんとの接し方について、次のような具体的なアドバイスをなさっておられます。

たとえば、「〇〇君はこれまで消極的だったけど、最近は何事にも積極的になってきたね」など、お子さんの変化をとらえて抽象語にかえてあげる。

お子さんが、「今日はこんないいことがあったよ」と言えば「それは理想的な1日だったね」とまとめるなど、具体的なエピソードを抽象化してお子さんに返してあげるのです。
(プレジデントファミリー 2016年春号)

これは、結構面倒くさいかもしれませんが、慣れてくればお金もかからず、確実にお子さんの学力をあげる良い方法だと思います。

■たとえば、どんぐり問題に、次のような問題があります。

「アリンコ小学校の運動会で、恒例のお砂糖争奪競争が始まりました。赤組と白組で競争したところ、獲得量が赤組は白組の5倍で、赤白の合計は3キロでした。では、赤組は何グラムの砂糖を獲得したのでしょう」(4年生13 答:2500グラム)

獲得量という言葉は、まず普段の生活の中では使いません。これをお子さんたちに説明するのは結構難しいかもしれません。

しかし、「獲得」という言葉をイメージし、どういう意味なのか理解できないと、高学年の社会科の授業で「水産業」を習ったときに、「漁獲高」とは何のことなのか、さっぱり分からないことになるのです。
(次回に続く)

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◇〔3〕どんぐり問題への取り組みをサポートする『学習の手引き』(年長さん~5年生)を販売中です。
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◇〔4〕編集後記
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当会は、この2017年1月に設立10周年を迎えました。皆様の応援に感謝申し上げ、「ありがとう!10周年感謝のプレゼントキャンペーン」を実施しています。今回のプレゼントは、

1.「どんぐり教育研究会制作・糸山泰造DVD講義全51話」より、特に重要な5話を抜粋し、オリジナルデザインのCD(合計22分・資料付き)
2.「社会福祉法人福岡市手をつなぐ育成会さま かわいい絵柄のクリアファイル&オリジナルメモバッド

詳しくは、こちらからどうぞ。
http://donguriclub.jp/10th_anniversary/

※次号は5月1日(月曜日)に配信予定です。

≪発行/編集≫━━━━━━━━━━━━━━━━━━
どんぐり教育研究会
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