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    どんぐり倶楽部オンライン通信 【2008年9月号】

どんぐり倶楽部オンライン通信 【2017年5月号】

2017/05/01 (Mon) 10:14
☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆☆
     考える力・絶対学力を育てる
    =どんぐり倶楽部オンライン通信=
   どんぐり教育研究会発行 (カニ先生)
         2017/05/01号
☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆☆
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配信不要の方は、タイトルを「配信不要」に書き換えて、そのまま返信してください。次号から配信を停止します。
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◆北朝鮮情勢緊迫化により、国が開設した「国民保護ポータルサイト」にアクセスが集中しているようです。核に加えて生物兵器・化学兵器の危険性まである…となると、もう本当にどうすればいいのか分からなくなりそうです。

◆最近若いお母さんが、ベビーカーに乗っているお子さんを激しく叱っている様子を見る機会が増え、心を痛めることがあります。

たとえば、ベビーカーを止めてお茶を飲ませているときに、お子さんがこぼすと、「どうしてこぼすの?」と、ものすごい口調で怒鳴っている親御さんがおられます。
確かに外出先で飲み物をこぼされると、イラっとするのは分かります。

◆しかし、冷静に考えてみれば、幼児が「言われたからその通りにできる」わけではないのに、どうしても「感情に流されて」「きつく叱ってしまう」場面が、子育てにおいては多々あるように思います。

◆臨床心理士で、25年間のカウンセリング経験をもつ長谷川博一先生は、その著書「お母さんはしつけをしないで」(草思社文庫)の中で、次のように書かれています。

「ひと昔前のお母さんたちが、子どもの正しいしつけ方を知っていたわけではありません。すぐにののしったり、叩いたりいい加減な子育てをしていました」

「ですが、子どもがたくさんいる上に家事労働に手間がかかるので、お母さんと子どもの間に距離が保たれていました。お母さんが子どもを管理することなど、ありえなかったわけです」

「ところが、この少子化時代、異変が生じました。お母さんから子どもへの影響度が増し、父性化に拍車がかかり、子どもたちは心を抑圧しなくてはならなくなったのです」

◆長谷川先生の分析によると、しつけに熱心なお母さんたちは、ついつい「父性的な関係」を子どもとの間につくってしまう傾向があるといいます。

たとえば、
1.子どもが転んで泣いたときに、「それくらい痛くない」という
2.子どもの要求を「甘えてはいけません」と拒否する
3.子どもが部屋を掃除したときに、「これじゃダメ、やりなおし」と言ってはねつける
4.誤ってジュースをこぼしてしまった。それに対して「罰を与える」
5.子どもが「ねえねえ」とまとわりついてくると追い払う
などの行動は、父性的なかかわりになるそうです。

◆「え、これのどこがいけないの?」と驚いてしまうほど、お子さんとの関わり方としては、日本中で当たり前にみられる個々の場面ではないかと思います。
私の母のことを思い出しても、1と2は「日常茶飯事」で、せめてもの救いは、「3、4、5が比較的なかった」ことぐらいかもしれません。

自分の親との関係、また目の前にいるお子さんとの関係をじっくり見直してみると、いろいろな気づきが得られるのではないかと思います。

どんぐり倶楽部では、乳幼児から学童期のお子さんをお持ちの親御さんには、
1.子どもが「見て見て」といったら手を止めて、何度でもしっかり見る
2.子どもが「ねえねえ、聞いて」といったら、しっかり聞く
といった「母性的な子どもとの関わり方」を、強くおすすめしております。

子育ての参考にされてみてください。

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【今日のもくじ】
◇〔1〕「親として知っておきたいキャリアの話(その30)」
◇〔2〕子どもが勉強好きになる子育てとは(その27)」
◇〔3〕どんぐり問題への取り組みをサポートする『学習の手引き』(年長さん~5年生)を販売中です。
◇〔4〕どんぐり倶楽部オンライン ありがとう!10周年キャンペーンのお知らせ

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◇〔1〕「親として知っておきたいキャリアの話(その30)
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4月18日(火)、小学6年と中学3年を対象にした文部科学省の全国学力テストが、全国一斉に行われました。傾向としては、全てのテストにおいて「問題文の量が増え」「設問数は絞り込み」課題とされている「読解力」を強く意識した出題となっています。
(2017年4月19日 西日本新聞)

■この「読解力」については、最近話題となった研究があります。

『人口知能(AI)は東大に入れるか』というプロジェクトを率いた国立情報学研究所教授の新井紀子先生は、5年間の研究の成果を次のようにまとめられています。

1.AIのロボットは毎年模試を受けある程度のレベルには達したが、東大合格レベルに届く見通しはたたなかった
2.ある種の問題には対応できても、AIには読み解けない問題が数多く残ることが分かった
3.誰でも「このくらいは知っている」という常識がAIにはないので、たとえばセンター試験の物理で「車からボールを後ろ向きに放ったら」と書かれると混乱してしまう
4.「うまく選ぶ」という言葉がでてくると、「うまくって何?」ともう読めなくなる。AIは「読む」ということを非常に苦手としていることが分かった
(週刊新潮 2017年2月2日号)

■新井先生は、「AIの研究」だけではなく、日本の将来に不安を感じさせるような衝撃的な調査・研究を行っておられます。

全国1万5千人の中学生、高校生を対象に調査をしたところ、今の中高生もAIと同じように「読むことを苦手としており」「教科書をまるで読めていない」ことが分かったのです。

新井先生は、「少子化で人が減ってもAIがあるという人がいますが、事実として今の子供は文章が読めず、このままでは、AIを使うのではなく、AIに仕事を奪われてしまう」
「子どもがどんどん減っていく時代に、この状態はいかにもまずい」と警鐘を鳴らしておられます。

■今世の中には「英語教育」と「プログラミング教育を進めよう」という流れがあります。しかし、日本語も読めないのにプログラミングを小さい時から習わせる意味がありますか?という新井先生の問いかけに、教育関係者は真剣に向きあうことが大事だと思います。

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◇〔2〕「子どもが勉強好きになる子育てとは(その27)
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先日、あるお母さまと電話でお話をする機会がありました。

「4歳のうちの子には、5歳になったらどんぐりの取り組みをスタートさせようと考えています」「数の概念や日本語力など、今のうちにどんな準備をしておくのが良いのでしょうか」

このようなご相談が最近とても増えています。
「絵本の読み聞かせ」や「指折り算」は、どうすればいいのだろうと悩まれている親御さんも、日本中に相当数おられるように感じます。

■どんぐり倶楽部には、

「親は、目に見えるように話してあげる」「じっくり味わうように生活する」といった子育ての指針がありますが、特に就学前に関しては、「0歳から5歳の子どもとどう接すればいいの?じっくり味わうように生活するって?」と、戸惑いを感じてしまうこともよくあると思います。

「3歳までに子どもの一生が決まる」というキャッチコピーの早期教育の教材をあれこれ買ってはお子さんに与えたり、いろいろな教室に早くから通わせる周囲のママ友を見て、「うちの子はこんなにのんびりしていいのかしら…」と不安になられるかもしれません。

■小児科医であり発達脳科学者の成田奈緒子先生は、専門家としての立場から次のようなことを言われています。

1.人間の脳は、「生物として生きるための機能」から先に完成し、その後「高度な知的活動ができる機能」の完成に移ります。

2.脳を育てるには正しい順序があります。前倒しもできないし、後戻りもできません。

3.乳幼児期の脳を育てるのは、「規則正しい生活」「運動」「親子のおしゃべり」「四季折々の五感への刺激」です。

■ゼロ歳か5歳まで、生まれたての赤ちゃんが言葉を覚え、お友達と遊ぶことができるようになる過程において、

1.「視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚」といった五感、数への理解、言葉の理解が、何歳でどのくらい発達するのか、

2.どんなかかわりかたをすればいいのか

上記のアウトラインを知っておくと、子育ての苦痛はかなり軽減されるでしょうし、「3歳までに“ことわざ”を暗記させるような教材」を見れば、“なぜ3歳でこんなものが必要なの??”となるかもしれません。

■書店にはいろいろな本が並んでいますが、私がおすすめしているのは、

「はじめてママ&パパのしつけと育脳」(主婦の友社・成田奈緒子)という本です。

この本には、「何歳ぐらいで5まで数えられるようになるか」「絵本の読み聞かせと年齢別にふさわしい本の選び方」「子どもの言葉の発達の目安」など、ママたちが知りたいポイントが、写真やイラスト付きでとても分かりやすく書かれています。

たとえば、子どもの語彙は、1歳8か月頃から急激に増え、それまで5日で1語覚えていたのが1日1個ずつ増えていき、それは3歳頃まで続きます。(個人差はあります)

スポンジのように言葉を吸収していく時期なので、できるだけ外に出てたくさんの体験をし、「物の名前」だけでなく「かさかさ」「ふわふわ」「落ち葉を集める」といった言葉も実感しながら、語彙を増やしていくことが大事だと思います。

先生や教科書の言葉が理解できないゆえに、学校の勉強が分からなくなるお子さんが確実に多くなってきていると私は感じています。

「言葉の理解力」や「家庭での準備学習の有無」が、学力と密接にリンクしていることを保護者として常に意識しておくことが、大切なのではないでしょうか。

■たとえば、どんぐり問題に、次のような問題があります。

「うさぎさんのひとりごとを きいていたかみさまが うさぎさんのねがいを かなえてあげることにしました。そこで かみさまは うさぎさんに りょうてに もてるだけの おほしさまをあつめるようにいいました。うさぎさんは かたてに 16このおほしさまをもてるそうです。では、うさぎさんが あつめた おほしさまのかずは なんこだったでしょう」(年長13 答:32こ)

この問題は幼児にとっては結構難しい言葉が使われています。
そもそも「両手に持つ」という言葉を、初めて聞く場合も多いと思います。(コップをもつときは、両手でしっかり持つなどと、日常的に使っていれば問題ないかもしれません)

また「右手に16こ、左手に16こもちました」とはかいていないので、この表現は必ずしも実際に目に見えている状況を表している訳ではありません。

「かたてに16こだから、もう一つのてにも16こなのかな?」という推理力を使って、考えを巡らすことが必要になります。

実はお子さんの将来の学力を考えたときに、“じっくり・ゆっくり・ていねいに”、この「目にみえないものを見る力」を育てることがとても大事なのです。
(次回に続く)

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◇〔3〕どんぐり問題への取り組みをサポートする『学習の手引き』(年長さん~5年生)を販売中です。
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◇〔4〕編集後記
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「ありがとう!10周年感謝のプレゼントキャンペーン」を実施しています。
今回のプレゼントは、
1.「どんぐり教育研究会制作・糸山泰造DVD講義全51話」より、特に重要な5話を抜粋し、オリジナルデザインのCD(合計22分・資料付き)
2.「社会福祉法人福岡市手をつなぐ育成会さま かわいい絵柄のクリアファイル&オリジナルメモパッド

詳しくは、こちらからどうぞ。
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ゴールデンウィーク中も、お電話やメールでのご質問・ご相談への対応はいつもと変わらずに行っております。この機会にぜひご利用くださいませ。

※次号は6月4日(日曜日)に配信予定です。

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