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どんぐり倶楽部オンライン通信 【2017年7月号】

2017/07/01 (Sat) 10:45
☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆☆
     考える力・絶対学力を育てる
    =どんぐり倶楽部オンライン通信=
   どんぐり教育研究会発行 (カニ先生)
         2017/07/01号
☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆☆
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配信不要の方は、タイトルを「配信不要」に書き換えて、そのまま返信してください。次号から配信を停止します。
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◆毎日暑いですね。
私は頭が痛くて仕方がありません。この時期は「後頭部神経痛」が出てきて、お医者さまから「我慢するしかないです」と言われました。皆さまも、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。

◆最近、「誰も教えてくれなかった正しい子どもの育て方」(藍ひろ子・主婦の友社)という本を、あらためて読み返してみました。

◆この本は、教育ジャーナリストの藍さんが「そもそも子育てって何だろう」という観点から有識者にインタビューをして、わかりやすくまとめておられます。

この中で私が最も印象深いと思ったのは、脳科学者の星美奈子先生の次の言葉です。

「人間は、生存のため、関係性=愛を必要としている」
「脳科学では、愛とは何かを定義できていないが、動物は基本的にはマネすることで学ぶので、愛するようになるには、まず愛されるようになるのが先です」

「愛されるということは、自分の好き・嫌いをすべて受け入れてもらえることです」

◆日本では一般的に、子どもが習い事や進路に対して「これ好きじゃない」ということが許されないことも多く、「あなたのためよ」という親の一言で、親の思うように進路を誘導されてきたという方も少なくないのではないかと思います。

◆本屋さんには「〇〇大学に入る方法」「医者になる方法」という本があふれていますが、一方で「親の過剰な期待についていけず、心身を壊してしまうお子さん」「いやなことをさせられ続けて、やる気がない子になってしまったお子さん」も少なくはありません。

◆大人からみると、不安で口を出したくなることも多いのですが、「自分が好きだということをやろうとし、親が支持してくれてうまくいく体験を積み重ねた場合、そういうプログラムが脳につくられて内蔵される」

「そうすることで自分や周囲の人を信じる力が育ち、成長するにつれ、思春期から青年期にかけて、未来予測、それこそ目標を持つ、ということができるようになる」

という星先生の脳科学の最新の知見と、多くの教育関係者の体験からくる知見は一致していると思います。

子育ての参考にされてみてください。

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【今日のもくじ】
◇〔1〕「親として知っておきたいキャリアの話(その34)
◇〔2〕子どもが勉強好きになる子育てとは(その31)
◇〔3〕どんぐり問題への取り組みをサポートする『学習の手引き』(年長さん~5年生)を販売中です。
◇〔4〕どんぐり倶楽部オンライン ありがとう!10周年キャンペーンのお知らせ

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◇〔1〕「親として知っておきたいキャリアの話(その34)
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数年後に迫った2020年の教育改革は、“明治以来の改革”といわれています。

これまでの大学入試とは異なり、「知識」に加え、「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」(文部科学省が定める学力の3要素)により総合的に行われることになります。

これからの社会の変化にあわせて、大学入試においても、
「人と違うことを思いつき、形にできる子。オリジナリティーが大切」
「新たな問いを立て、“正解が一つではない問い”を深く考え続ける子が評価される」
「何でもそつなくこなすより、一つのことに秀でている子が求められる」
という方針が明らかになっています。

現在55万人が受験するセンター試験は、「新テスト」に切り替えられます。
新テストは数学と国語を中心に、自由記述問題が導入されます。

たとえば、文部科学省が自由記述問題の例としてあげているのは、「今後の公立図書館のあるべき姿について、あなたはどのように考えますか」という問題です。

問われているのは、日ごろから様々なことに関心を寄せ、自分なりの意見を持ち、深く考える力があるかということになると思います。(プレジデントファミリー 2017年春号)

■これらを言葉にするのは簡単なのですが、日ごろから様々なことに関心を寄せ、自分で考えるお子さんを育てるのは、親御さんとしてもかなりの工夫が必要です。

特に発達心理学では、小学校低学年までの親御さんのかかわり方が非常に重要であると言われています。

つい先日のことですが、バスに乗っていたら、目の前に座っていた4歳ぐらいの小さい女の子が、突然「あ、“ピーポー”だ」と大きな声で言いました。

「“ピーポー”ってなんだろう」と不思議に思ったのですが、その女の子が食い入るようにみていたのが丁度消防署の前だったので、「なるほど、救急車のことね」と納得しました。

お母さんは、お子さんが「消防署に興味をもっていることに気付き」、いろいろなことをお話してあげていました。それを聞きながら、女の子は目をキラキラさせていました。

感受性の強いこの時期に「見たもの、聞いたもの」「五感で感じたもの」「何でだろう?と不思議に思ったこと」などが、そのお子さんの「心の軸」をつくっていくのだなと改めて思いました。

■世の中には様々な仕事があり、世の中にある市役所や、図書館、郵便局、ガス、水道などの社会のインフラについても、お子さんの発達段階や興味・関心に応じて、問題意識を持ったり、いろいろなことを考える習慣をつけるのはとても大切なことだと感じます。

■興味・関心や、何らかの経験があれば、学校で習う内容も「いやだな」と思う前に、自然に「もっと知りたい」「覚えたい」「考えたい」という気持ちになると思います。

自分の生まれた「地域の歴史」や「地名」について、親子で興味を持つのもとても大事なことだと思います。

私の場合、小さいときに自分の住んでいた地域で大規模な「百姓一揆」があり、そのときに起こったことが今日まで伝説になっているので、そこから日本の歴史に興味をもつようになりました。

(ちなみに百姓一揆というのは、代表者は家族も一緒に磔(はりつけ)という、大変に恐ろしいものです。それでも死を覚悟して直訴しなければいけない時代があったのですね)

■教育者として有名な吉田松陰は、「松下村塾」の入塾希望者に、「あなたの得意なことは何ですか」と必ず質問したそうです。。

そして、「それを国全体に役立てるにはどうすればいいか考えてください」と教えていたといいます。

■大学2年時に「早稲田塾」を創業し、現在は日本アクティブラーニング協会の理事長をつとめている相川秀希さんは、その著書「超一流はアクティブラーニングを、やっている」(東京書籍)の中で、次のようなことを言われています。

「知識だけではなく、その人の思いであり、感受性であり、発想力であり、それらはやはり、その人固有の行動や経験によって培われるはずです」

「行動・経験に裏打ちされた秘伝のレシピと言える力は、新時代の入試でも大いに発揮されるでしょう」

ぜひともこの夏休みは、キャンプや旅行、地域の歴史探検など様々な経験の中で、お子さんが視野を広げたり、自分は何が得意なのかを、考える機会をつくってみることをおすすめしたいと思います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇〔2〕「子どもが勉強好きになる子育てとは(その31)
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先日、あるお母さまからメールで次のようなご報告をいただきました。

「1年生のうちの子は、週に一度どんぐり問題に、ここ1年ほど取り組んでいます」
「年長さん時代のどんぐり問題は、ほとんどお宝(わからんちょう行き)になっています。1年生になってからは、絵はしっかり描けているけど、数え間違えなどでお宝になっているケースが多いです」

■「最近嬉しいことがありましたのでお伝えします」

1.寝る前に「なぜ間違えたのか考えていたようで、翌朝、理由は〇〇だからだよ」と説明してくれました。数日後同じ問題をしてみると、正解できました。

2.解いているときに「〇〇の数が分からない」という言葉がでても、「絵をみたらわかるよ」と伝えてみると、じっくり絵をみて考え、指を使うなどして、自分の描いた絵図から答えを出せるようになりました。

じっくり考えて解けたことが心底嬉しかったようで、帰宅した夫に自慢したりしていました。

■まずこのご家庭では、親子とも「答えに対するこだわり」を、時間をかけて捨てていけたことが素晴らしいと思います。

■どんぐりの取り組みは、普通のドリルのように、「例題」があって、それを練習したあとに「本題」に取り組む、というものではないので、取り組み方については、いろいろと悩まれることも多いと思います。

「他のお子さんにように、絵図を描けないのですが、この問題の絵図はこれでいいのでしょうか」というご質問も多数ありますが、

「お子さんの発達段階や、どんぐりに取り組んできた頻度、お子さんのメンタルの状況、お子さんの資質や好みによってそれぞれです。あまり他のお子さんと比べない方がいいと思います」というお答えをさせていただいております。

■実は、教育関係者の間ではよく知られていることですが、人間には、その人の情報処理の特性によって「視覚空間型」「聴覚言語型」「視覚言語型」の3つのタイプがあり、どんぐり問題の絵図の描き方にも、それがあらわれているなーと感じることがあります。

(指導者養成講座の受講者の方が描かれた絵図をみても、本当にお一人おひとり絵図の描き方は異なります。)

精神科医の岡田尊司先生のかかれた「なぜ日本の若者は自立できないのか」(小学館)という本を読まれてみると、いろいろなことがよくわかると思います。

■これまで、10年間、毎日2~3件のご相談にお答えしてまいりましたが、何よりも大切なことは、「目の前のお子さんがストレスのない状態で、前向きに、主体的にどんぐり問題に取り組んでいるか」ということだと思います。

そうすれば、その時解けない問題も潜在的には常に頭の片隅で考えている状態になり、思考力が育っていくのです。

■よく親御さんからご相談をいただくのですが、「考える力」は「自分の力で、主体的に考えている時間に比例して」育ちます。つまり、長く考えていれば頭が良くなるのです。

日常生活でも、どんぐり問題に取り組んでいるときでも、それは同じです。

限られた24時間の中で、どれだけ「能動的な頭の使い方」をしているかどうかが大きなポイントだと思います。

そして、「能動的な頭の使い方」をしているかどうかは、お子さんの目の輝きや表情でわかります。親御さんや指導者は、そこをよく見ることが本当に大事だと感じています。

■たとえば、どんぐり問題に、次のような問題があります。

「バッタのピョンピョン、バサバサ、パタパタの3人が28円のサイダー1本を買うのにお金をだしあいましたが、皆で19円にしかなりませんでした。足りない分は3人のお母さんが出してくれることになりました。では、お母さんは一人何円出すことになりますか。」
(1年生56:答3円)

■たとえば、お子さんが真剣なまなざしで、絵を描きながら

1. 場面を想像してバッタのお母さんや、サイダーの絵を描く
2. 2桁の引き算を習っていなくても、1円を書き足していって、9円足りないことに気く
などの工夫ができていれば、正解できなくても構いません。

お子さんが、自分で「頭をぐりぐり回転させて」「オリジナルの絵をかいた」ということ自体が重要だと思います。

さらに、機械的に「2桁の引き算」を習う前に、「2桁の引き算につながる準備学習」を行ったということに大きな意味があります。

■実は本来、「算数教育」が目指しているのは、
1. 「数量や図形について基礎的な知識と技能」を身に付け、
2. お子さんの周りにある「日常の事象を数理的にとらえ、」
3. 「筋道を立てて、処理する能力と態度を育てる」ことなのです。

計算ができることが、全てではありません。

「目にみえないものを見る力」「自分で考えて工夫する力」さらには、「生きていく上で何よりも重要な判断力」を育てていく。

それは、単調なドリルの繰り返しでは、決して身に付きません。日々の生活の中で親御さんがあせらず、小さなことや確実にできることからコツコツと続けていかれることをおすすめしたいと思います。
(次回に続く)

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◇〔3〕どんぐり問題への取り組みをサポートする『学習の手引き』(年長さん~5年生)を販売中です。
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◇〔4〕編集後記
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「ありがとう!10周年感謝のプレゼントキャンペーン」を実施しています。
今回のプレゼントは、
1.「どんぐり教育研究会制作・糸山泰造DVD講義全51話」より、特に重要な5話を抜粋し、オリジナルデザインのCD(合計22分・資料付き)
2.「社会福祉法人福岡市手をつなぐ育成会さま かわいい絵柄のクリアファイル&オリジナルメモパッド

詳しくは、こちらからどうぞ。
http://donguriclub.jp/10th_anniversary/

※次号は8月6日(日曜日)に配信予定です。

小学館の「くふうの図鑑」というのを見ていると、「冷房が使えなくても涼しくする工夫」がたくさんのっていて楽しいです。今年の夏は参考にしてみようと思います。(電気代も節約できます!)

≪発行/編集≫━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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