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どんぐり倶楽部オンライン通信 【2017年7月・増刊号】

2017/07/15 (Sat) 10:49
☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆☆
     考える力・絶対学力を育てる
    =どんぐり倶楽部オンライン通信=
   どんぐり教育研究会発行 (カニ先生)
         2017/07/15号
☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆☆
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配信不要の方は、タイトルを「配信不要」に書き換えて、そのまま返信してください。次号から配信を停止します。
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◆九州地方は、常識では考えられないような豪雨の影響を受け、広いエリアに避難勧告が出されました。福岡県内でも、最も雨のひどい日にはいくつかの小学校が臨時休校になり、働くママさんたちの間からは、「むしろ、学校にいてくれた方が安心なのに」という声も伺いました。

子育てはもともと病気や怪我など「予測不可能」なことがおこるものなのに、それに加えて、近年では豪雨や地震など、災害時への対応も考えなければいけません。本当に「子育て世代」には、ストレスの多い時代だなと感じてしまいます。

◆最近、仕事・家事・育児のすべてをひとりで回す「ワンオペ育児」という言葉が登場し、ネットを中心に話題になっています。「ワンオペ」というのは「ワンオペレーション」を略したもので、もともとコンビニなどでの過酷で責任の重い一人勤務をこのように表現していたそうです。

◆子育ては、本来「ひとりで」できるものではないのに、今の日本の現状では、母親一人に押し付けられる傾向があります。福岡市は子育て世代が多いのですが、「ワンオペ育児」で今にも倒れそうに疲れたママさんを見かけることも少なくありません。

◆「私が倒れたら、この家はどうなってしまうのだろう」と不安を抱えているママさんも、日本中に相当おられると思います。家事に関しては、できるだけパパさんにも料理・洗濯など、ママに何かあっても大丈夫なように、できるジャンルを少しでも増やしてもらったほうがこれからの社会にはリスク回避になるような気がします。

(子育て世代が親の介護もしなければならない“ダブルケア”が、今後は増えると予想されています。その際にすべてを女性が負担するのは、あまりにも負担が重くなってしまいます)

子育ての参考にされてみてください。

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【今日のもくじ】
◇〔1〕「親として知っておきたいキャリアの話(その35)
◇〔2〕子どもが勉強好きになる子育てとは(その32)
◇〔3〕どんぐり問題への取り組みをサポートする『学習の手引き』(年長さん~5年生)を販売中です。
◇〔4〕どんぐり倶楽部オンライン ありがとう!10周年キャンペーンのお知らせ

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◇〔1〕「親として知っておきたいキャリアの話(その35)
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■先日、「社会を生き抜く力を伸ばす」をキーワードに、幼少期から社会人までそれぞれの年齢ごとに「様々な教育プログラムを開発されている」教育機関の代表の方とお話をする機会がありました。

この代表の方が強調されていたのは、
「2020年からの大学入試においては、新テストの成績に加え、小論文、面接、集団討論、大学入学希望理由書の提出など、これまでにない選抜方法がとられるようになる」
「生徒の個性と大学とのマッチングができる高校の先生はほとんどいないだろう」
「今後進路指導はなくなり、親御さんに丸投げという現象が起こる可能性は高い」
ということでした。

■これはある意味不安な要素もありますが、「本当にその子が大学で何を学びたいのか」
「これからの社会の現状をどう予測するか」を熟慮の末、大学進学を決めるようになることは、日本の社会によい変化をもたらす可能性もあると思います。

■一方で、有名な教育関係者の中には、「18歳の子どもにとって、小論文や面接はトレーニング次第」だから「そういうトレ―ニングを行う塾に通わせることのできる高所得のお子さんが有利になるだろう」という批判的な声もあるようですが、私は一概にはそう言えないように思います。

私もキャリアカウンセラーの一員として、大学生を対象とする就職の面接のトレーニングなどをみていても、「付け焼刃でいくらトレーニングしても」「それが自分の体験や思いからでてくる強い言葉でないと」面接をする側はすぐにわかってしまうからです。

■私が今回お話を伺った教育機関の代表の方は、
「18歳の時点で自分の生き様や価値観を、自分の言葉でしっかり語れる人間を育てるには、幼少期からスタートして10年ぐらいかかる」「18歳の時点でそれができるように育てるための、一貫した親御さんのかかわりが大事だと思う」と強調されていたのが大変印象的でした。

■この教育機関では、たとえば、これからの社会を次のように分析しています。
1.グローバル化(価値観の異なる外国の人と一緒に暮らし、仕事をするようになる)
2.ロボット・AI化(単なる作業は人間に代わって機械が行うようになる)
3.ユビキタス化(PCやスマホから24時間最新の情報を得ることができるようになる)
4.コモディティ化(ITが限界まで普及すると商品間に機能の差がなくなるため、物やサービスは値段だけが勝負の世界に突入する)

■グローバル化やAI化はもちろんですが、私が興味深いと思ったのは、
「ユビキタス化によって、世界中の情報が収集できるようになり、今後はその中から“重要な情報を取捨選択して、自分の仕事や生活に活かす情報活用力が重要”になってくる」ということでした。

しかしながら、この情報活用力は、簡単に身につくものでなく、幼少期から発達段階に応じて「思考力」や「分析力」「論理力」を身につけるのが必要なことはもちろん、何よりも重要なのは「一人一人の物事に対する価値観や考え方である」と強調されていました。

■この考え方にもとづき、この教育機関では、高校から大学にかけて本田宗一郎やイチローなど、すぐれた人間の考え方や実績からそのエッセンスを学ぶ学習も提供されています。

ぜひともこの夏休みは、お子さんが今「何に興味をもち」「誰をヒーローだと思っているのか」(偉人といえば、野口英世でなくてもいいのです)「どんな力がパワーアップ中なのか」いろいろなことを観察してみることをおすすめしたいと思います。

お子さんの「大事にしていること」や「子どものころから一貫して行っていること」を観察していくと、「将来の進路につながるビジョン」が見えてくるかもしれません。

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◇〔2〕「子どもが勉強好きになる子育てとは(その32)
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先日、あるお母さまとお電話でお話をする機会がありました。

「1年生のうちの子は、どんぐり問題の年長さんに、これまで15問ほど取り組みました」
「どんぐり問題に出てくるまわりくどい表現や、不要な数字に戸惑ってしまい、全部抱え込んで毎回もんもんとしています」

■実はこのようなご相談は、以前からとても多いのです。

どんぐり問題は、算数の文章問題でありながら、通常の算数の文章題とは異なる様々な工夫がなされています。

1.類推力を育てるための、イメージが膨らむ設定
2.展開力を育てるための、ストーリー性のある文章
3.感情再現力を育てるための、擬人化されたキャラクター
4.判断力を育てるための、問題を解くには不要な数字や展開

■まず最近のお子さんは、幼児期からテレビを長時間みていたり、受け身の習い事、単調なドリルワークに慣れていることが多いので、「ゼロからイメージして、自分のイメージで絵を描く」こと自体に大変なエネルギーを使うことが多いです。

また、通常の「既にかいてある絵にあわせて、式を作るだけの文章問題」とは異なる、どんぐり問題のまわりくどい表現に戸惑い、「こんなのできない!」とキレてしまうことも、決して少なくはないようです。

■どんぐりの取り組みは、普通のドリルのように、「例題」があって、それを練習したあとに「本題」に取り組むというものではないので、取り組み方については、いろいろと悩まれることも多いと思います。

重要なことは、
1.最初は1文(1行でもOK)ずつ、区切りながら読んであげて、お子さんが絵をかいている間は待ってあげる
2.答えとは関係ない部分も、すべて丁寧に絵にかく
3.最後まで絵がかけたら、その絵図をじっと見て答えを考える
4.絵図をじっと見ているうちに、「答えとは関係ない数字」がわかるので、その数字は潔く不要と判断する

上記のことが、自分でできるようになるまで、親御さんが「余計な一言を言わず」忍耐力をもって寄り添ってあげることだと思います。

お子さんが集中できるような環境を整え、親子ともあせらずに丁寧に取り組むことが、特に小学3年生までのどんぐりの取り組みにおいてはとても大事だと思います。

■よく親御さんからご相談をいただくのですが、「考える力」は「自分の力で、主体的に考えている時間に比例して」育ちます。

■たとえば、どんぐり問題に次のような問題があります。

「5分で2枚のカードを作ることができるカード製造機があります。できたカードは順番に積み重ねます。カードの厚さは1枚3mmです。では、このカード製造機が20枚のカードを作るには何分かかるでしょう」
(2年生11:答50分)

■この問題は絵をかいていくとわかるのですが、「カードの厚さ3mm」というのは、答えとは全く関係がないのです。

しかし、その数字も「答えを出すために必要な不要か」は勝手に判断せず、前提条件の一つとして書き留めておくよう声かけをします。

■実は今回、ご相談で取り上げたお子さんとは全く逆に、

「この数字は関係ないよね」「この言葉は関係ないよね」と勝手に判断し、最小限の絵しか描こうとしないお子さんもおられます。

この習慣がついてしまうと、問題が簡単なうちはそれでもよいのですが、どんぐり問題に限らず問題が複雑になり、長文化したときに、「あれ、本当にこれで良かったのかな」「この数字は本当は要るんじゃないのかな」と「最初から文章を読み直す」ことにもなりかねません。

■どんぐり問題の取り組みでめざすものは「一読必勝」一度で読み取る力を育てることです。必要な情報とそうでない情報を的確に判断し、不要と判断したものは潔く捨てる決断力を養うことでもあります。

いろいろなタイプのお子さんがおられますが、そのお子さんの「思考力」をマックスまで伸ばすためには、特に小学校低学年のうちに基本に忠実に取り組まれることをおすすめしたいと思います。

(次回に続く)

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◇〔3〕どんぐり問題への取り組みをサポートする『学習の手引き』(年長さん~5年生)を販売中です。
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◇〔4〕編集後記
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「ありがとう!10周年感謝のプレゼントキャンペーン」を実施しています。
今回のプレゼントは、
1.「どんぐり教育研究会制作・糸山泰造DVD講義全51話」より、特に重要な5話を抜粋し、オリジナルデザインのCD(合計22分・資料付き)
2.「社会福祉法人福岡市手をつなぐ育成会さま かわいい絵柄のクリアファイル&オリジナルメモパッド

詳しくは、こちらからどうぞ。
http://donguriclub.jp/10th_anniversary/

※次号は8月6日(日曜日)に配信予定です。

小学館の「くふうの図鑑」というのを見ていると、「きみにもできるてんきのよそう」がたくさんのっていて楽しいです。ネコが顔を洗うと雨になるそうです。昔からの言い伝えは、本当に興味深いですね。今年の夏は参考にしてみようと思います。

≪発行/編集≫━━━━━━━━━━━━━━━━━━
どんぐり教育研究会
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