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どんぐり倶楽部オンライン通信 【2017年10月号】

2017/10/01 (Sun) 10:00
☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆☆
     考える力・絶対学力を育てる
    =どんぐり倶楽部オンライン通信=
   どんぐり教育研究会発行 (カニ先生)
         2017/10/01号
☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆☆
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配信不要の方は、タイトルを「配信不要」に書き換えて、そのまま返信してください。次号から配信を停止します。
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◆10日1日は衣替え。服装を秋冬ものに変える目安とされています。
忙しい毎日が続きますが、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。

◆当会では、時々「どうしてもイライラして子どもを叱ってしまう」「どうすれば親が、イライラする感情をコントロールして、子どもとよい関係をつくれるのでしょうか」というご相談をいただくことがあります。

子育てにマニュアルはありませんが、共通する親御さんの悩みに対しては、子育ての先輩たちの知恵が役に立つのではないかと思います。

◆指導歴30年・学校心理士などの資格をもち、現役の小学校教諭であると同時に、子育てコンサルタントとしても活動されている泉河潤一先生は、その著書「うちの子、どうして言うこと聞かないの!と思ったら読む本」(ディスカバー)の中で、

「親が感情をコントロールし、忍耐と立ち止まって考える習慣をつけることで、家庭は子どもの成長の場、癒しの場へとなっていく」という内容のことを、豊富な事例をもとに具体的なアドバイスをされています。

◆たとえば、夜自宅に帰ってくつろいでいるときに、「パパ、遊んで」とまとわりついてくるお子さんに、思わず「やめなさい」と叱ってしまうことで悩んでいたパパさんに対しては、

「疲れているし、まずはゆっくりしたいという感情を押し殺して、子どもの相手をする必要はない」

「お父さんは、仕事から帰って疲れていてゆっくりしたいんだよ。遊ぶのはそのあとにしてくれるかな」と怒った口調でなく、丁寧な口調で言うように変えるだけで、親も子もハッピーになれるとアドバイスされています。

自分の気持ちを犠牲にすることも、相手を攻撃することもなく、自分の気持ちを丁寧に伝える言い方を、「アサーティブな言い方」と言います。

日常的に、このような「アサーティブな言い方」を意識するだけでも、お子さんとの関係は少しずつ良くなっていくと感じます。

すぐには難しいかもしれませんが、練習すれば「アサーティブな言い方」は、少しずつ言えるようになります。

お子さんだけでなく、ほかの家族とのコミュニケーションにおいても、大事なことかもしれません。

この本の中には、お子さんと良い関係を築くための親の工夫や、ネット依存からの脱出法など、子育てに関する様々な知恵が具体的にかかれており参考になると思います。

興味のある方は、本屋さんで手に取って読まれてみてください。

◆東京都(大田区)に新しい準拠教室が誕生しました。
『どんぐり教室 田園調布』(年長さん~小学3年生・東急東横線 多摩川駅より徒歩7分)教室代表者は飛彈昌子先生(リーダー認定)です。詳しくは当会サイトの『全国の教室案内』をご覧ください。

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【今日のもくじ】
◇〔1〕親として知っておきたいキャリアの話(その40)
◇〔2〕子どもが勉強好きになる子育てとは(その37)
◇〔3〕どんぐり問題への取り組みをサポートする『学習の手引き』(年長さん~5年生)を販売中です。
◇〔4〕どんぐり倶楽部オンライン ありがとう!10周年キャンペーンのお知らせ

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◇〔1〕親として知っておきたいキャリアの話(その40)
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■「過去20年の働き方や生き方の常識が崩れようとしている。学校を卒業してから、一つの会社で勤め上げ、いつも同じ顔触れで仕事をする。そんな日々が終わりを告げ、得体のしれない未来が訪れようとしている」

2013年に世界的にベストセラーになった「ワーク・シフト」という本の冒頭には、このような刺激的な文章が書かれています。

■この本の著者、ロンドン・ビジネススクール教授のリンダ・グラットン氏が、昨年11月に「ライフ・シフト」(東洋経済)という新しい本を出版されました。

この「ライフ・シフト」の概要は、「来るべき社会に向け、教育、仕事、引退という3ステージの人生でなく、生涯で複数のキャリアを持つマルチステージの人生を、一人一人が考える必要がある」という内容で、日本でも大きな反響を呼んでいます。

■グラットン教授は長い人生を主体的に生きるために、「自分が何者か」というアイデンティティをいつも意識することや、家族や友人、知識や健康といった「無形資産」を築くことがこれからの時代には特に重要であると指摘されています。

■また教育については、次のような3つの提案をされています。

1.子どもたちの好奇心の育成を重視してほしい(今多くの時間が、物事を暗記するのに割かれすぎている)

2.子どもたちに、無形資産の重要性を伝えること(暗記に重きをおくと、人生における無形資産の重要性に気付けないまま大人になってしまう。それは避けなければならない)

3.子どもたちに、100年生きる人生が待っていると伝えること
(週刊東洋経済・2017/7/22号)

子どもたちは、これまでの親世代とは全く異なる社会に出ていきます。その際には、親世代が強くもっている価値観や思い込みを常にアップデートして見直していくことが重要なのです。

是非、子育てのご参考にされてみてください。

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◇〔2〕子どもが勉強好きになる子育てとは(その37)
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先日、あるお母さまから、メールで次のようなご相談をいただきました。

「小学1年生の子どもと、どんぐり問題に取り組んでいます」
「分からないと泣きだしてしまうこともあり、子どもへの声かけにいつも悩みます」
「難しい問題が多く、いつも途中で絵がとまってしまうのですが、こんな時はどうすればよいのでしょうか」

■どんぐり問題をスタートした当初は、皆さん同じように悩まれます。

どんぐり問題は、お子さんが楽しく絵をかいて考えながら、「論理的思考力」や「発想力」が段階的に自然に身に付くように工夫されています。

しかし、お子さんの発想力や論理的思考力を伸ばすには、「親御さんの適切なサポート」や「適切な声かけ」が重要になることが多いのです。

■これまで様々なご相談を受けてきた経験からみると、たとえば、「どんぐり問題を嫌がり、時には泣き出してしまう」という行動一つとっても、その行動の裏にあるお子さんの心理や性格は、一つではないように感じます。

お子さんの心理や性格を分析してみると、

1.自分に自信がなく、常に親の顔色をうかがっている
2.思うようにならないと機嫌が悪くなる頑固さをもっている
3.飽きやすく集中力に乏しいため、一つのことを考えられない
4.親に依存する傾向があり、困ったときにはすぐに泣く(日ごろから)

などのパターンがあると思います。(これらはあくまでも一例です)

■意外と多いように感じますが、上記の1と4のパターンのお子さんに対しては、日ごろから「お子さんの自己肯定感」を高めるかかわり方をすることも重要になってくるでしょう。

「そのままのあなたでいい」「失敗してもいい」「親はいつもあなたの味方」ということを繰り返し伝えることも大事だと思います。

■共通して言えることは、お子さんが取り組みの中で、正解できなくても、

1.自分でここまで考えたんだね。工夫したね。
2.大丈夫。そのうちわかるようになるよ。
といった「お子さんを認め、励ます」プラスの言葉かけを、親自身がゆったりと落ち着いた気持ちで丁寧に言ってあげることだと感じます。

(「なんでこんな問題もできないの」「学校で何を習っているのよ」といった頭ごなしの言い方は、逆効果となるので要注意だと思います)

■お子さんが「こんな問題できない」と泣いているときは、「なんでこんなことで泣く!」と叱るのではなく、「何で泣きたくなったのかな?」と、一つずつ丁寧にフォローしてあげると良いと思います。

■どんぐり問題は、通常の文章題と比べると言葉もまわりくどく、相当「思考の忍耐力」や「集中力」を要求される問題が数多くふくまれています。ですから、最初は「こんなのできない」と泣いてしまうのも、ある意味「当たり前」かもしれません。

■たとえば、どんぐり問題に、次のような問題があります。

「百の位が3、十の位が5、一の位が2の数と、この数の百の位の数字を十の位に、十の位の数字を一の位に、一の位の数字を百の位に置き換えた数との差は幾つになるでしょう」(2MX41: 答 117)

■この問題は、そう難しい問題ではないですが、「3桁の引き算の筆算」が、正確にできるかどうかが問われます。(学校では、3桁の引き算の筆算は3年生で習います)

実は、最近のお子さんは「2桁、3桁の引き算の筆算」がとても苦手で、「分からない」と感じる傾向にあるようです。(これにはいろいろな理由がありますが、長くなりますのでここでは割愛させていただきます)

■東大卒プロ算数講師として活動されている小杉拓也先生の著書「小学校6年分の算数が教えられるほどよくわかる」(ペレ出版)の中には、

「2桁以上の引き算の筆算における繰り下がりをどう理解するか」
「子どもにはかなり難しい」という内容のことが書かれています。

小杉先生は、この繰り下がりを子どもが理解するのは、「10円や1円の硬貨をイメージし、お金を絵にかきながら、その意味を理解するのが一番わかりやすい」として、その方法を本の中で説明されています。

たとえば、「52-18=」はどう考えるかというと、

1.一の位をみると、1円玉2枚から8枚はひけない
2.そこで、となりの10円から1枚かりて、それを1円玉10枚と交換する
(このように、10円玉1枚と1円玉10枚を交換することが“繰り下がり”)
3.これにより、52の10円玉は4枚になり、1円玉は12枚になる
4.1円玉12枚から8枚をひくと、4枚になる。これが答えの一の位になる
というように、丁寧にみていきます。

このように「繰り下がりの意味」を説明しても、お子さんが?という顔をすることもあると思います。

そこで「うちの子はまだ、お金を使う生活体験が少ないのではないか」ということに、親御さんが気付かれるかもしれません。

その場合は、生活の中で、1年玉10枚と10円を交換したり、10円玉10枚を100円と交換したりする機会を、親御さんが工夫して設けることをおすすめします。

自動販売機でジュースを買うだけでも、勉強につながるようなお金の使い方はできると思います。

一度でピンとこなくても、このような取り組みを繰り返していけば、そのうち少しずつ「交換する」や「繰り下がり」の意味をしっかり理解することができるようになります。

子どもが成長したな、と実感できるチャンスは日常生活のいたるところに眠っています。その成長ぶりに気付けるようになると、子育てもどんぐり問題の取り組みも楽しくなっていくでしょう。

(次回に続く)

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◇〔3〕どんぐり問題への取り組みをサポートする『学習の手引き』(年長さん~5年生)を販売中です。
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◇〔4〕編集後記
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「ありがとう!10周年感謝のプレゼントキャンペーン」を実施しています。今回のプレゼントは、
1.「どんぐり教育研究会制作・糸山泰造DVD講義全51話」より、特に重要な5話を抜粋し、オリジナルデザインのCD(合計22分・資料付き)
2.「社会福祉法人福岡市手をつなぐ育成会さま かわいい絵柄の2018年カレンダー(壁掛け)。2018年のテーマは『星の王子様』です。

詳しくは、こちらからどうぞ。
https://donguriclub.jp/10th_anniversary_cal/

※次号は11月5日(日曜日)に配信予定です。

≪発行/編集≫━━━━━━━━━━━━━━━━━━
どんぐり教育研究会
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