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    どんぐり倶楽部オンライン通信 【2008年9月号】

どんぐり倶楽部オンライン通信 【2017年10月・増刊号】

2017/10/09 (Mon) 12:50
☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━☆☆
     考える力・絶対学力を育てる
    =どんぐり倶楽部オンライン通信=
   どんぐり教育研究会発行 (カニ先生)
         2017/10/09号
☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━☆☆
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◆10月から11月は、紅葉狩りの季節です。
色づき方は様々なので、この時期にしか見ることのできない、色のバリエーションを楽しみましょう。忙しい毎日が続きますが、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。

◆当会では、時々「うちの子は、あまり外遊びをしたがらない」「そもそも外遊びができる環境がない」という内容のご相談をいただくことがあります。

◆幼稚園や保育園での活動に力をいれ、保育士向けに自然体験指導者養成などを行う長谷部雅一先生は、その著書「ネイチャーエデュケーション 身近な公園で子どもを夢中にさせる自然教育」(みくに出版)の中で、

「自然はアニメよりも面白い五感刺激型エンターテイメント番組」であるとして、お子さんたちが興味をもつような多様な活動を紹介されています。

◆たとえば、紅葉の集め方については、「色見本を配布して、赤から黄色までいろいろな色を集める」など、この時期にできる自然体験が具体的にかかれています。

四季折々の虫のつかみかたや、虫の探し方などもかかれていますので、昆虫の苦手な方でも「へー、そうなんだ」という驚きや発見があると思います。

興味のある方は、本屋さんで手に取って読まれてみてください。

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【今日のもくじ】
◇〔1〕親として知っておきたいキャリアの話(その41)
◇〔2〕子どもが勉強好きになる子育てとは(その38)
◇〔3〕どんぐり問題への取り組みをサポートする『学習の手引き』(年長さん~5年生)を販売中です。
◇〔4〕どんぐり倶楽部オンライン ありがとう!10周年キャンペーンのお知らせ

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◇〔1〕親として知っておきたいキャリアの話(その41)
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■来たる11月19日(日曜日)第13回・国際数理能力評価試験が実施されます。
この試験は、児童の思考力・活用力を把握したいという声にこたえ、数学者ならびに研究者や教育現場の声も交えて開発された試験です。

過去の問題・出題例などは、以下のホームページで公開されています。
http://massessment.org/masse.php

受験者の数理能力を把握し、学習の指針を提供するものではありますが、何よりもまず、小学生に算数の面白さ、考える喜びを体感してもらうことに主眼がおかれています。

■今回、国際数理能力評価機構様から当会宛に受験実施要項が届きましたので、ここにご紹介させていただきます。

この試験は、算数の勉強によって磨かれるのは、「筋道をたてて考える力」「とことん考える力」であるという考え方のもと、数理的思考力を次のような8つの力に分析されています。

1.読む力 2.感じる力 3.ひろげる力 4.分ける力 5.探る(比べる)力 6.捨てる力 7.たどる力 8.整える力

■推薦者の一人である数学者のピーター・フランクル先生は下記の言葉を述べられています。

「学習者も指導者も答えが正しかったかどうかという結果ばかりを求めがちです。しかし、算数・数学では結果でなく、過程が重要であることを、私は世界中で説き続けてきました」

「このテストでは、過程を綿密に評価しますから、子どもたちが問題を解く過程を通じて、本当の算数の力を身につけるようになると期待しています」(国際数理能力評価試験・実施要項より)

■子どもたちは、これまでの親世代とは全く異なる社会に出ていきます。その際には、親世代が強くもっている価値観や思い込みを常にアップデートして見直していくことが重要なのです。

これまでは、学校や塾で出題される問題を反復学習により、正確に解けるように「訓練」すれば、そこそこの評価をえることができました。しかし、これからの時代は、そうではありません。

■教育ジャーナリストのおおたとしまさ先生は、「子供の学力の新観点 思考コードを知っていますか?」というネットのコラムの中で、次のようなことをかかれています。
https://www.syutoken-mosi.co.jp/column/entry/entry000668.php

「点数や偏差値にかわり、新しい学力の基準として、思考コードという言葉が教育関係者の間で使われ始めている」

「今世界標準の思考力を意識するなら、この概念をおさえておく必要がある。日本においても、この概念を取り込み、体系的に思考力を育てる試みが既に始まっている」

「最近では、思考力入試という中学入試の新ジャンルも登場している。この入試では、受験科目的な知識はほとんど必要ない」

■たとえば、聖学院中学校の「思考力テスト」では、カンボジア市場の写真8枚をみて「読み取れることをなるべくたくさん書きだしてください」というような出題がされています。

是非、子育てのご参考にされてみてください。

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◇〔2〕子どもが勉強好きになる子育てとは(その38)
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先日、あるお母さまと、お電話でお話をする機会がありました。

「小学2年生の子どもと、どんぐり問題に取り組みはじめました」
「うちの子は、理解力が乏しいように感じられます。学校の勉強のどこが分からないのかときいても、しっかりした返事がかえってきません」
「3年生を目前にして、何とか理解力を高めようと考えています」

実は、このようなご相談をいただくことは、とても多いのです。

■勉強において、お子さんが親御さんから「わかった?」ときかれて、お子さんがうなずく場面があると思います。

その時点で親御さんは「子どもはこの言葉や概念を理解した」と解釈しがちなのですが、そこに「親と子のずれ」が生じていくことが多々あるように感じます。

お子さんは「本当はわかっていないのに」何となく雰囲気で「うなずいている」ことがとても多いのです。

■このままの状態で勉強を進めていくと、お子さんは、本当の意味での「わかる」「理解する」という感覚を知らないまま成長し、「理解できないことは、とにかく答えを覚える」という間違った勉強の仕方を身につけていくことが多いように感じます。

■どんぐり問題は、お子さんが楽しく絵をかいて考えながら、「論理的思考力」や「発想力」が段階的に自然に身に付くように工夫されていますが、まず何よりも大事なのは「“絵に描ける”ということが、“わかる”ということである」と、お子さんに体験させてあげることなのです。

自分は何を理解して、何を理解していないのか。その区別がつかないと、適切な質問をすることもできません。

その結果「〇〇ちゃんは、どこがわからないの?」と大人にきかれても、「何となく」あえていえば「大きな数かな?」といった曖昧な答えしか出来ないことが多いのではないかと思います。(塾に通っても伸びないタイプのお子さんに、とても多いです)

■では、どうすればいいのでしょうか。

小学生のうちに、「理解できなくても覚える」ではなく、本当に理解する、自分の頭で考えるという勉強をすると、高校、大学と「勉強が苦にならない」お子さんに育ちます。

わからないことは、的確な質問ができる子に育ちます。また社会にでても「自分の頭で考えて動く」社会人になることができるのです。

■たとえば、どんぐり問題に次のような問題があります。

「まいごの ありさんが、 かなしくて なみだを おとしながら あるいています。ありさんが 1ぽ あるくたびに なみだは 3つぶ おちてしまいます。では、ありさんが 4ぽ あるいたとき なみだは なんつぶ おちてしまうのでしょう」(0MX18:答 12つぶ)

■この問題は、そう難しい問題ではないですが、「〇〇するたびに」を理解できるかどうか、絵に描けるかどうかがポイントです。

意外と小学校低学年のお子さんでも「知らない」言葉かもしれません。その場合は、日常生活の中で、この言葉を意識して使うように心がけます。

また、「ありは1匹」「涙は1つぶ」と数えるなど、日本語独特の表現がありますので、低学年のうちに「言葉を緻密に使う習慣」をつけるのにもどんぐり問題は役にたつと思います。

「涙を落としながら歩くなんて、ありさんはよっぽど悲しかったんだね」などと、親子でお話を楽しむことも大切です。

■リラックスした雰囲気で、誰にも邪魔されない「その子のためだけの時間」を週に数回作る、ということでも、どんぐりの取り組みには大きな意味があります。

人口980万人のスウェーデンで、20万部のベストセラーになった「自分を大切にする生き方」(マッツ・ビルマーク、文響社)の中には、次のようなことがかかれています。

「親の感情を子どもに話して聞かせましょう。子どもの気持ちはすべて受け止めてあげましょう」

「子どもの行動を注意深く観察する時間をとりましょう。突然具合が悪くなったとき、気づくことができるはずです」

■どんぐりの取り組みでは、定期的に「お子さんが絵を描く様子」「お子さんが描いた絵」を周囲の大人が読み取る時間を作ります。

そうすると、「最近何か悩んでいるのかな」「疲れているのかな」「集中力が落ちているな」など、親御さんには、いろいろなことが「見えてくる」と思います。

反対に、「最近調子よさそう」「自分に自信がでてきたみたい」「絵が勢いよく描けるようになってきた」など、子どもが成長したなと実感できることも多々あるのではないでしょうか。

その成長ぶりに気付けるようになると、子育てもどんぐり問題の取り組みも楽しくなっていくでしょう。

(次回に続く)

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◇〔3〕どんぐり問題への取り組みをサポートする『学習の手引き』(年長さん~5年生)を販売中です。
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◇〔4〕編集後記
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「ありがとう!10周年感謝のプレゼントキャンペーン」を実施しています。今回のプレゼントは、
1.「どんぐり教育研究会制作・糸山泰造DVD講義全51話」より、特に重要な5話を抜粋し、オリジナルデザインのCD(合計22分・資料付き)
2.「社会福祉法人福岡市手をつなぐ育成会さま かわいい絵柄の2018年カレンダー(壁掛け)。2018年のテーマは『星の王子さま』です。

詳しくは、こちらからどうぞ。
https://donguriclub.jp/10th_anniversary_cal/

※次号は11月5日(日曜日)に配信予定です。

≪発行/編集≫━━━━━━━━━━━━━
どんぐり教育研究会
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