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どんぐり倶楽部オンライン通信 【2017年11月号】

2017/11/01 (Wed) 10:09
☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━☆☆
    考える力・絶対学力を育てる
   =どんぐり倶楽部オンライン通信=
  どんぐり教育研究会発行 (カニ先生)
       2017/11/01号
☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━☆☆
このメルマガは、どんぐりオンラインメンバーに登録された皆さまへ配信しています。
配信不要の方は、タイトルを「配信不要」に書き換えて、そのまま返信してください。次号から配信を停止します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆11月8日ころ(立冬)、暦の上ではこの日から冬になります。
台風が多くて、雨が降ると本当に寒い!何を着ればいいのか難しい時期ですね。
忙しい毎日が続きますが、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。

◆当会では「お子さんの進路」や「自立」に関するご質問やご相談をいただくことがあります。時代の変化に敏感になって、親世代の価値観を常にアップデートしておかないと、お子さんからアドバイスを求められたときに、これからの時代にそぐわない方向に誘導してしまうこともあるるかもしれません。

◆最近よくマスコミに登場するのが、「ビックデータ」という言葉です。
スマートフォンとそれに関連する様々なサービスの普及により、近年では収集・活用されるデータの規模が大きくなり、それを活用できる人材が求められるようになりました。

◆日本は今後、あらゆる分野で「情報を生かした産業革命」を成功させる必要があり、2017年春には、滋賀大学データサイエンス学部がスタートしました。横浜市立大学も18年4月には同じ学部を開設するなど、規模が拡大しています。

◆この「データサイエンス学部」というのも親世代にとっては、「何を勉強するのか非常にわかりにくい」と思います。最近の学部は「グローバル・メディア」などをはじめとしてカタカナが多く、一体どの学部を選べばいいのか親子で悩まれるかもしれません。

大学全入時代を迎え、さらにグローバル化やAIの時代など、先の見えない中、お子さんの将来の自立のために大学のどの学部を選ぶのか良いのか。

それとも、大学には行かず、資格取得やほかの道を選ぶのか。

非常に難しい選択だと思いますが、まずは、できるだけ早いうちに、世の中の動きや大学の学部に関する情報収集をはじめることをおすすめしたいと思います。

たとえば、日本最大のマンモス大学である日本大学は16学部87学科を擁し、パンフレットにはそれぞれの学部の説明に加えて、短期大学や夜間過程、通信教育課程も網羅されており、近年の大学を理解するのに役に立つでしょう。

また、近年では一つの分野を掘り下げるだけでは、将来AIにとってかわられる可能性があるため、「文理融合学部」にて、多極化に対応できる人材を育てる流れもでています。(データサイエンス学部などは、この文理融合の流れの中ででてきたものです)
(日経トレンディ 2017年10月号)

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【今日のもくじ】
◇〔1〕親として知っておきたいキャリアの話(その42)
◇〔2〕子どもが勉強好きになる子育てとは(その39)
◇〔3〕どんぐり問題への取り組みをサポートする『学習の手引き』(年長さん~5年生)を販売中です。
◇〔4〕どんぐり倶楽部オンライン ありがとう!10周年キャンペーンのお知らせ

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◇〔1〕親として知っておきたいキャリアの話(その42)

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■つい最近、知人の美容師さんから興味深い話をうかがうことができました。

その美容師さんは、「高校を卒業して美容学校に行く」と親に宣言したとき、「これをもっていきなさい」と、何社分かの株券を渡されたそうです。しかもその株券は、自分がアルバイトをして貯めた通帳からお金をおろしてお父様が無断で!買っていたそうです。

「いろいろなお客様と話が合うように、経済や社会のニュースについても勉強しておかないといけない」「そのためには、株も勉強しなさい」というのが、お父様の考えだったようです。

結果として、その方は美容学校に行き美容師として働きながらも、株の売買は20年ほど続けているので、今では大体利益を出せるようになり、老後の備えに関しても不安は小さいということでした。

株については相当勉強されたそうです。世界や日本のニュースも、毎日かかさず見ておられます。

ご本人が言われるには「興味があり、やってみたいと思っていたし、やってみたら面白いのでよかった」とのことでした。お父様のなさったことは結果としてよかったということになります。

■「行動遺伝学」という学問があります。その第一人者である安藤寿康先生(慶慶應義塾大学教授)のかかれた「日本人の9割が知らない遺伝の真実」(SB新書)の中には、次のようなことがかかれています。

「あなたの中で好きだと感じていること、それが比較優位です」

「さらにまだ取り組んでいないけれど、いつかやってみたい。この世の無限の仕事の中で、そんな特定のものが心に芽生えただけでも、それは潜在的な優位性があります」

■また、次のようなことも書かれています。

「自分の中にある好き、情熱をいかして社会で活躍している大人は貴重です」

「そういう大人になるためには、どうすればいいのか、どんな知識が必要になってくるのか」
「子どもたちは、社会に出る前にそれを知ることが必要なのではないでしょうか」

「学びたいことがある生徒なら、プロの現場をみることが大事であり、時にはそのために学校をさぼるという緩さが教育環境にあってもよいと私は思います」

■子どもたちは、これまでの親世代とは全く異なる社会に出ていきます。親子で一緒に、「活躍しているプロの話をきける」機会があれば、ぜひとも活用されると良いと思います。

子育てのご参考にされてみてください。

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◇〔2〕子どもが勉強好きになる子育てとは(その39)
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先日、あるお母さまとお電話でお話をする機会がありました。

「小学3年生のうちの子は、長さやかさなどの単位の問題がイメージできなくて、苦手意識が出ています。」
「このままでは、算数が嫌いになりそうです。何か良い方法はないでしょうか」

実はこのようなご相談をいただくことは、とても多いのです。

■算数の中でつまずきやすいものは「分数」「単位換算」「割合」など、いくつかありますが、特に「単位換算」は苦手意識をもつお子さんが多いです。

指導要領では、「センチ、ミリ、メートル、キロメートル」は2年生で、「リットル、デシリットル、グラム、キログラム」さらに、単位の足し算・引き算まで2年生、3年生で習います。あっという間にいろいろな単位を習うので、苦手意識を持ちやすいのだと思います。

特に、最近のお子さんにとって難しいのは「かさ」の単位かも知れません。

■どんぐり倶楽部では、「学力のもとは体験的に入力されたイメージ」であると考えています。そこで、「かさ」についても、普段の生活の中で、「言葉とイメージが結びつくよう」工夫することをおすすめしたいと思います。

■たとえば、「ジュース」や「牛乳」を飲むときには、直接コップに注がずに、お子さんが自分で「計量カップを使って」量をはかって、コップに移して飲むようにします。(こぼさないようにする工夫力や注意力も養えます)

「楽しく遊ぶように勉強する子の育て方」(小室尚子・日本能率協会マネジメントセンター)の中には、この計量カップを「勉強ツール」にかえる具体的な方法が紹介されており、参考になると思います。

方法はとても簡単で、ご家庭にある普通の計量カップの
・50ミリリットルのところに0.5デシリットル、4分の1カップ
・100ミリリットルのところに1デシリットル、2分の1カップ
・200ミリリットルのところに2デシリットル

と、油性のマジックペンで書き加えるだけです。このツールを使って、毎日ジュースを飲んでいるうちに、自然に「かさ」の問題が理解できるようになると思います。

普段の生活の中で、「楽しみながら」理解できる方法は、是非活用されることをおすすめします。

■小学校低学年のうちは、テスト用の暗記によって、「意味を理解していなくても」そこそこの点数をとることができるかもしれません。

お子さんは「本当はわかっていないのに」何となく雰囲気で「テストの答案を埋めている」ことが多いのです。

■このままの状態で勉強を進めていくと、お子さんは、本当の意味での「わかる」「理解する」という感覚を知らないまま成長し、「理解できないときには、とにかく答えを覚える」という間違った勉強の仕方を身に付けていくことが多いように感じます。

私たちくらいの親世代の受験であれば、何とかそれで乗り切れたかもしれません。

■しかしながら、最近では中学入試問題や高校入試問題においても、「知識の暗記」ではなく、「そこそこの量の文章を読み、正しく理解できているかどうかを問う」問題が出題される傾向にあります。

また今年度改訂された算数の学習指導要領を読むと「データの活用」が全学年を通じて学ぶべき重要な分野となりました。今後ますます「データを読み込んで、推論する力」は学力の重要な指標となるでしょう。

算数や国語だけではありません。最近は理科や社会においても、知識としては難しくはないものの、長文を読み、さらに示されている表やグラフを正しく読み解くことが要求される問題が年を追うごとに増えてきています。

■このような問題は、「文章を正しく読み解ける理解力」「自分なりに整理して、持っている知識を活用する思考力」が必要です。必要な数字とそうでない数字、必要な情報とそうでない情報を判断して「必要でないものは捨てる」という判断力も必要になってきます。

■では、どうすればいいのでしょうか。

たとえば、どんぐり問題に次のような問題があります。

「きりんの うきわを うってある おみせが あります。このうきわは とくせい なので、ちょっと たかいのですが、きょうは かいてんいわいで 1こにつき 100円 ひいて うってくれます。おなじ うきわを 4こかったら 800円でした。では、おみせの 人は なん円ひいてくれたのでしょう。」(0MX29:答 400円)

■この問題は、そう難しい問題ではないですが、「1こにつき〇〇円ひいてくれる」を理解できるかどうか、絵に描けるかどうかがポイントです。

意外と小学校低学年のお子さんでも「知らない」言葉かもしれません。その場合は、日常生活の中で、この言葉を意識して使うように心がけます。

また、絵にかいてみるとわかるのですが、「うきわは4こで800円」というのは、答えを出すためには関係がありません。ところが、この部分にこだわって、「この数字は必要ない」という判断ができず、いつまでも延々と悩んでいるお子さんもいらっしゃいます。

■どんぐりの取り組みでは、定期的に「お子さんが絵を描く様子」「お子さんが描いた絵」を周囲の大人が読み取る時間を作ります。

そうすると、「うちの子はちょっと優柔不断なところがある」「自分で決める力が弱いようだ」など、いろいろな気付きがあるのではないかと思います。

「自分で決める力が弱い」お子さんについては、いろいろな要因が考えられるので、親としてできるだけの環境設定が必要になってくると思います。(例:過保護や過干渉の子育てになっていないかなど)

どんぐり問題は、「解ければいい」というわけではなく、お子さんが問題に取り組む様子をよく観察することから、親御さんご自身がお子さんとの関わり方を振り返る良い機会になるのではないかと感じています。

(次回に続く)

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◇〔3〕どんぐり問題への取り組みをサポートする『学習の手引き』(年長さん~5年生)を販売中です。
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◇〔4〕編集後記
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「ありがとう!10周年感謝のプレゼントキャンペーン」を実施しています。今回のプレゼントは、
1.「どんぐり教育研究会制作・糸山泰造DVD講義全51話」より、特に重要な5話を抜粋し、オリジナルデザインのCD(合計22分・資料付き)
2.「社会福祉法人福岡市手をつなぐ育成会さま かわいい絵柄の2018年カレンダー(壁掛け)。2018年のテーマは『星の王子さま』です。年間を通して、楽しめます。

詳しくは、こちらからどうぞ。
https://donguriclub.jp/10th_anniversary_cal/

※次号は12月3日(日曜日)に配信予定です。

≪発行/編集≫━━━━━━━━━━━━━
どんぐり教育研究会
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